バイエルン初黒星
MLS選抜に逆転負け
米国遠征中のバイエルン・ミュンヘンは8月7日、ポートランドでMLSオールスター選抜と強化試合を行い1−2で敗れ、プレシーズン初の黒星を喫した。
試合会場となったプロビデンスパークはバイエルンにとって不慣れな人工芝グラウンドだったが、それでも上々の立ち上がりを見せる。開始8分、レバンドフスキが右足シュートで早々に得点を奪うと、11分と16分にはピサロとローデもそれぞれ好機を演出。自慢のポゼッションサッカーは機能し、30分過ぎにシャキリやホイベアクがゴール前でシュートを放つなど、追加点は時間の問題かと思われた。
しかし後半に入った51分、MLS選抜ライトフィリップスが豪快なミドルシュートをゴール右上に決めると、70分には 数少ないチャンスを利用しドノバンが追加点。グアルディオラ監督は終盤になり、6日にチーム合流したばかりのW杯優勝メンバーたちを次々とピッチに送り込んだがこの策も実らず。21,733の観衆は世界トップクラブ相手の逆転劇に酔いしれた。
バイエルンは7日、ドイツに帰国する予定となっている。