バイエルンの最速優勝、平均入場者数40,000超、総ゴール数967

2013/14シーズン第27節、首都ベルリンのオリンピアシュタディオンを舞台に、バイエルン・ミュンヘンは史上最速となる優勝を勝ち取った。確かに同クラブの圧倒的な強さは多くの注目を集めたが、しかし細かいデータに目を移してみると、それぞれのクラブにも強い個性は現れている。ブンデスリーガにとって「成功を収めたシーズン」であることに異論を挟む者はいないはずだ。

まずリーグ全体について。 昨季1試合あたりの平均入場者数は42,609人を記録し、近年他国リーグを凌駕し続けている世界一の観客動員数は健在。生まれたゴール数も967で、これは過去の1シーズン平均より30得点も多いものとなった。バイエルンの94ゴールという数字はもちろん圧巻の一言だが、同クラブはアウェーで46ゴールを決め、ブンデスリーガ史におけるアウェーゴール数でも新記録を樹立。また上述の全967得点のうち432はアウェーでの得点で、こちらもリーグ史上最多記録だ。

得点シーンといえばホッフェンハイムを抜きに語ることはできない。彼らの試合では得点と失点を合わせて計142ゴールが生まれたが、これはシーズン全得失点の約15%を占め、1試合当たりに換算すると4.18という驚異的な数字になる(リーグ平均は3.16)。過去30年間でこれほどまでゴールシーンを見せてくれたクラブは、ほかにわずか2チームしか存在しない。また、量こそホッフェンハイムに劣るが、0-0で終わる試合がただの1度もなかったウォルフスブルクも、得点シーンを保証してくれるクラブとして覚えておきたい。

ゴールにまつわるデータでは、マインツの守備面にも触れなければならない。彼らが達成したホームゲームでの完封劇は9試合にものぼり、これはクラブ史上初となるだけでなく、昨季全クラブの中で最高の成績だった。失点の少なさはチームに安定をもたらし、それが彼らの7位躍進へとつながっている。

クリーンなプレーでトップに輝いたのはメンヘングラートバッハ。フェアプレーポイント(イエローカードが1点、イエローカード2枚による退場が3点、レッドカードが5点)の順位ではバイエルンとドルトムントの後塵を拝したが、シーズンを通じて彼らが犯したファウル数は352回で全クラブ最少。第32節の対シャルケ戦では、なんとファウルがただ1回だけというクリーンな守備を見せてくれた。

最後に若手選手の活躍にも触れておきたい 。シャルケの有望株ドラクスラーは第33節のフライブルク戦で、20歳225日という史上最年少のブンデスリーガ100試合出場を達成。同じくフライブルクを相手にシュトゥットガルトのウェアナーも、リーグ史上初となる17歳以下での1試合2得点を記録している。

果たして今季はどのような新記録が誕生するのだろうか。