「勝ちたかった」
カールスルーエMF山田大記、試合後インタビュー
今夏J2ジュビロ磐田からカールスルーエへ加入したMFが8月3日、ホームのブンデスリーガ2部開幕節ウニオン・ベルリン戦で公式戦初出場を果たした。左MFで84分までプレーした山田は絶好機に決められなかったものの、絶妙なスルーパスなどでチャンスを演出。試合後のインタビューでデビュー戦を振り返った。
――初のリーグ戦はどうだった?
山田 勝ちたかったですねえ。チャンスはうちのほうが多かったし、内容は悪くなかったから。まあ、(72分に迎えた絶好機に)決めたかったですねえ。切り返せば良かった。決めたかったです(笑)。
――徐々に落ち着いて、後半のほうが良くなってきていた。
山田 味方もだんだん、自分が空いてるときにボールを出してくれるようになったし。チームとしても今週、相手を想定しての崩し方、守り方っていうのをやってきて。練習でやってることがある程度できてた部分が多かったのは、すごくいいことじゃないかな。勝っていればすべてプラン通りって言えるような内容だった、セットプレーも含めて。
――自分としてもチームとしても手応えはつかめた一戦だった?
山田 そうですね、特にチームとしてのほうが大きいかな。自分たちがどのぐらいの立ち位置にいて、というチームとしての感じが自分は今まで分かっていなかったから。もちろんまだ1試合で、この相手がことしの順位がどのくらいになっていくかってのは分からないけど、どういう風にゲームを進めるかっていうのはすごくイメージできたので、それは良かったです。
――強化試合で2部のチームとやったことがないからどういう感じか分からないと言っていたが、実際にやってみてどう思った?
山田 やっぱり最初はガツガツ来るけど、すごく落ちてくる。だんだん間延びしてくるから。うちのほうが走れるんじゃないですかね(笑)。でも、試合が終わるに近づいてチャンスが増えてくるというのは、やっぱり力のある証拠だと思うので。もちろんホームゲームっていうのもあると思うし。
――来週はアウェー。
山田 そうですね、すぐ。中4日くらいしかないから。・・・決めたかったですね(笑)。
――決めてていればヒーローだった。
山田 惜しかった(笑)。まあ、次決められるように頑張ります。
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