今季ブンデスリーガにおける重要なトピック(2)

この夏、世間をにぎわせたのはもちろんワールドカップだった。ドイツサッカー界は代表チームがどのようにトーナメントを戦い抜きタイトル奪取を果たしたかを追っていった。しかしこの間にもブンデスリーガでは新加入選手、ポスティングチェンジ、けがからの復帰など、多くの動きがあった。今シーズンのリーグにおける重要なトピックを下記に紹介する。

ブンデスリーガではニューフェイスはいつでも歓迎される。移籍期限は8月末だが、各クラブの補強は着々と進んでいる。バレンシア(スペイン)からは21歳のフアン・ベルナートがバイエルンへやってくる。ドルトムントは昨季セリエA得点王の24歳FWチーロ・インモービレをトリノ(イタリア)から獲得した。マインツはW杯出場選手ゴンサロ・ハラ(写真左)と契約。ヘルタ・ベルリンにはストライカーのバレンティン・シュトッカーが加入した。
移籍リスト一覧

W杯終了後、ブンデスリーガのクラブが素晴らしい下部組織を備えていることが世界で認められた。マックス・マイヤー(シャルケ)のように、すでに昨シーズン花開き代表入りを果たした選手もいる。各クラブのメンバーには20歳以下の大きな才能を持った若者たちもいる。19歳のジュリアン・グリーン(バイエルン)はW杯で大会最年少得点者となった。

シャルケのドニス・アブデジャイ(写真)はユースチームで15試合に出場し17得点を挙げ、トップチーム昇格を果たした。フランクフルトではマーク・ステンデラの十字じん帯断裂からの復帰が強く望まれている。2012/13シーズン、ステンデラは5試合出場で1アシストを記録した。

選手だけでなく、ピッチ外でも新しいポスティングが見られる。レーバークーゼンでは新指揮官にロガー・シュミット氏が就任した。マインツでもカスパー・ヒュルマンド新監督(写真)が指揮を執る。トーマス・シャーフ、アーミン・フェー両氏はそれぞれ元ブレーメン、アイントラハト・フランクフルトの監督だったが、今季からはフランクフルト、シュトゥットガルトの監督となる。

形式的なことも変更があった。最も感情を揺さぶる出来事はシュトゥットガルトのワッペン変更だろう。90年代に「Stuttgart(シュトゥットガルト)」の文字が公式ワッペンに取り入れられて以来、これを良く思わないファンも多かった。7月1日以降、シュトゥットガルトは1893の文字とともに伝統的なロゴへ戻した。また、ホッフェンハイムはクラブ名の頭に「TSG」を付け加え、「TSG1899ホッフェンハイム」とした。

8月22日、ブンデスリーガはバイエルン対ウォルフスブルクの一戦で幕を開ける。シーズン序盤からハイレベルの戦いが予想され、第2節ではシャルケがバイエルンと対戦。翌第3節では北部ダービー、ハノーファー対ハンブルガーSVが行われる。ハンブルクのミルコ・スロムカ監督にとっては古巣での凱旋試合となる。第4節ではケルン対メンヘングラートバッハの第81回ダービーが、第6節ではシャルケ対ドルトムントのルールダービーが行われる。


今季ブンデスリーガにおける重要なトピック(1)