第1節の結果とシーズン成績の関連性を検証

【ミュンヘン発・bundesliga.de】 6月24日にブンデスリーガ日程表が発表されれば、シーズン開幕がまた一歩近づく。クラブ幹部、選手、ファンは2014/15シーズン日程発表会見が12時から行われるフランクフルトへ視線を送る。

昨年は前年度王者バイエルン対メンヘングラートバッハの一戦(3-1)がシーズン開幕を飾った。そしてその9カ月後、バイエルンがタイトル防衛に成功。ことしもバイエルンが開幕節初戦を行う。対戦相手はいったいどのチームか。また、ケルン、パーダーボルンの昇格組のカードにも注目される。

前年度王者は苦戦の傾向


開幕節にはどのようなカギが隠されているのだろうか? シーズン王者の初戦の結果は? 開幕節での首位チームには、シーズン終了まで上位にいられるチャンスは統計的にどれくらいあるのか。bundesliga.deでは開幕節の試合結果とシーズントータルの結果の関連性を検証した。

驚くべき事実は、まず前年王者の開幕節勝利がリーグ史上50度の第1節でわずか26回ということだ。最近では、2001年にはバイエルンが0-1でメンヘングラートバッハに敗れている。この試合は、最後のタイトル防衛チームの開幕節アウェー戦。2002/03シーズン以降は前のシーズン王者は必ず本拠で第1節を戦うことになっている。
最多得点での前年王者による勝利は1972年のバイエルンで、5-0でオーバーハウゼンを下した。その9年後、バイエルンはさらに1得点多い6-2でレーバークーゼンに勝利。最多失点での王者の敗戦もやはりバイエルンが記録しており、1974年にオッフェンバッハに0-6で敗れている。

開幕戦で上位入りすることがその後のシーズンの良い兆候を示すということは、これにより主張することができないだろう。過去51シーズンのブンデスリーガでは、第1節で首位に立ちさらにシーズン優勝を果たしたチームはわずか9。バイエルンが5度(1968/69、1972/73、1984/85、2007/2008、2012/13)、ケルン(1963/64)、ブラウンシュバイク(1966/67)、シュトゥットガルト(1983/84)、ドルトムント(1994/95)がそれぞれ1度ずつである。

4チームが開幕節首位も降格


開幕節で首位に立ったチームが、そのシーズン降格するという出来事も4度起こっている。1991/92シーズンのハンザ・ロストック、1997/98シーズンのカールスルーエ、そしてメンヘングラートバッハは1998/99シーズン、ビーレフェルトは2002/03シーズンに降格した。昨季では、昇格組のヘルタ・ベルリンが6-1でアイントラハト・フランクフルトを開幕戦で下し首位に立っている。ヘルタは上位を維持できず、11位でシーズンを終えた。

その逆に、開幕節で最下位となり、そのシーズン降格したのは9チーム。最近では2012/13シーズンのフュルトがこれにあたる。また、開幕節最下位から逆転優勝を果たしたチームはこれまでに出ていない。

ドルトムントは敗戦スタートもV


初戦敗戦は、必ずしも優勝と無縁ではない。そのシーズン優勝チームは、リーグ史上で8度開幕戦で敗れ、34度勝利している。最近ではドルトムントが2010/11シーズン開幕戦でレーバークーゼンに0-2で敗戦を喫したが、シーズン最後には優勝した。同様に、開幕勝利にもあまり大きな意味はない。24チームが白星でシーズンスタートを切ったが、直接降格となった。

白星スタートのチームは、平均8位でシーズンを終えている。引き分けでの開幕は統計上では最終的に平均10位、敗戦スタートのチームは平均11位が最終順位という傾向がある。

このような統計を王者バイエルンは好まないだろうが、グアルディオラ監督率いるイレブンにとってはタイトル防衛だけがすべて。第1節での順位は関係ない。

Johannes Fischer(ヨハネス・フィッシャー)