ボーフムの2013/14シーズンを振り返る

ボーフムは今季開幕戦、ウニオン・ベルリンを2-1で下し好スタートを切ったかのように見えたがそのパフォーマンスを継続できず、終わってみれば11勝16敗7分で首の皮1枚で残留という結果となった。MF田坂祐介は31試合出場(うち先発28回)で3得点2アシスト。低迷するチームの試行錯誤とともにポジションをサイドやトップ下に変えて出場し、適応力の高さを示した。

MVP:GKアンドレアス・ルーテ


ルーテはボーフムでは数少ないコンスタントなパフォーマンスを見せた選手の1人だ。守護神としてトップレベルのスーパーセーブで何度もチームを危機から救った。さらに今季はPK4本を止めたが、どの試合でも最終的には敗戦を喫した。プレー同様に、ピッチ外でも重要な役割を担う。主将として常に提言や警告を発し、チームが降格危機に瀕した際にも情熱的で意志の強い好戦的な態度で先導した。

成長株:DFパトリック・ファビアン


どちらかと言えば憂うつなシーズンとなったボーフムにあって、26歳のファビアンはすでにトップ選手に成長し、クロスターマン、グルデン、ブルトら若手とは一線を画していた。しかしファビアンにとっては今季が主力として戦い抜いた初めてのシーズンだったが、毎試合非の打ちどころのない高いパフォーマンスを披露した。プロ生活においてすでに3度の十字じん帯負傷を経験しており、2年半の休養を経て復活を遂げたのである。今シーズンは初めてけがなく乗り切り、ペーター・ノイルーラー監督の信頼を勝ち取った。

総括と展望


今季のボーフムは12試合を無失点に抑えたものの、13試合で無得点に終わった。得点力の低さはシーズンを通して大きな負担となり、通算30得点は今季の2部ではワースト2位だった。来季は決定力不足の改善が求められる。ベテランDFのマルトリッツ、フライヤーはともに引退を表明しており、ノイルーラー監督がすでに言及しているように、下部組織からの才能発掘が鍵を握ることになるだろう。