1860ミュンヘンの2013/14シーズンを振り返る

毎シーズン昇格を目標に揚げる1860ミュンヘンだが、今季も叶わず。最終的には13勝12敗9分の7位に終わった。救世主としての期待を背負って後半戦から入団した日本代表FW大迫勇也は出場した15試合すべてに先発、6得点3アシストをマークした。

MVP:MFモーリッツ・シュトッペルカンプ


リーグ3位のスコアラーポイント(得点+アシスト)19を記録したシュトッペルカンプは、今季上位9チーム中最低となる38ゴールに終わった1860の攻撃を支えた。自信に満ちあふれるドリブラーは大迫、キライと並んで唯一ブンデスリーガレベルを示し、キックの精度を上げただけでなく守備でも豊富な運動量で大きく貢献した。

成長株:MFユリアン・ワイグル


弱冠18歳のワイグルは後半戦の勝者と言える。MFドミニク・シュタールの負傷によって出場機会を得るとこれを見事にものにし、先発の座を勝ち取った。正確なパス、1対1の強さ、視野の広さ。1860の中盤の未来を背負うのはワイグルだ。

総括と展望


浮き沈みを経験した今季、大迫の加入が好材料となって後半戦終盤にわずかに上昇した。しかし一時は6戦未勝利や3連敗など調子を取り戻せず、結局シーズン終了間近になって監督交代となった。

元ドイツ代表FWベンヤミン・ラオトは契約を延長せず、退団を発表した。新シーズンには新たな指揮官を迎えることも決まっており、チームにとっては転換期となる。今季終盤にスポーツディレクターに就任したゲアハート・ポシュナー氏は多くの課題を抱える。ラオト以外にはダニエル・ビエロフカも退団、大迫をとどめておくことも難しいと思われる。