細貝のヘルタは本拠にドルトムントを迎え、前半2失点を喫す
細貝のヘルタは本拠にドルトムントを迎え、前半2失点を喫す

レバンドフスキ得点王

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ハノーファー勝利、ヘルタ、シュトゥットガルト、フランクフルトは黒星

まさかの後半ロスタイム失点

ブンデスリーガ第34節は5月10日、日本代表MFと同MFのニュルンベルクが敵地で同DFのシャルケと、同FWが所属するマインツが本拠でハンブルガーSVと対戦したほか、下記の7試合が行われた。


ヘルタ・ベルリン 0-4 ドルトムント
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日本代表MFが所属するヘルタ・ベルリンは本拠でドルトムントに0-4で敗れた。細貝はフル出場した。

得点王争いの行方に注目が集まったこの試合。バイエルンのFWマンツキッチと得点ランキング首位で並ぶFWレバンドフスキが、41分にドルトムントの先制点を奪った。直後にMFヨイッチが追加点を奪い前半を2-0で折り返すと、後半にもレバンドフスキが得点。普段はMFロイスが蹴るFKだが、80分の場面ではレバンドフスキがキッカーを務め、見事にゴール左に直接蹴り込んだ。ドルトムントは82分にもMFミキタリヤンのゴールでダメを押し、4-0の快勝で最終戦を飾った。



バイエルン 1-0 シュトゥットガルト
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日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトは敵地で王者バイエルンと対戦し、試合終了間際まで0-0で粘ったが後半ロスタイム2分の土壇場で失点を許し敗戦を喫した。酒井は右SBでフル出場した。

前節で残留が確定したシュトゥットガルトは、すでに優勝を決めているバイエルン相手に大善戦。前半はうまく試合に入り、気持ちのこもったプレーで前線へ攻め上がる。徐々に本来の調子を取り戻してきたバイエルンに15分過ぎからはボールを支配されるが、決定的なチャンスは作らせないまま堅いディフェンスでゴールを死守。GKウルライヒの好セーブもあり、0-0で折り返す。後半、バイエルンの攻撃が勢いを増し、シュトゥットガルトは守備に追われる展開を強いられるが粘り強さを発揮し、得点は許さない。ロスタイムに突入し引き分けに持ち込むかと思われたが、試合終了直前、途中出場のピサロに決められまさかのゴールを奪われる。今季の定番となった終盤の失点で勝ち点1を取り逃した。


乾が6戦ぶりにベンチ入り


アウクスブルク 2-1 フランクフルト
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日本代表MFが所属するアイントラハト・フランクフルトは敵地でアウクスブルクに1-2で敗れた。乾は6試合ぶりにベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

欧州リーグ予選の出場権が得られる7位につけるマインツを勝ち点1差で追うアウクスブルクは、序盤の失点で苦しい状況となるが、29分にセットプレーから同点に追いつく。後半は78分までに攻撃の3選手を入れ替えると、79分にMFハーンが待望の逆転弾を決め、チームを勝利に導いた。しかしマインツがハンブルクを下したことで、アウクスブルクの7位上昇は実現せず、8位でのシーズン終了となった。


白星でシーズン締めくくる


ハノーファー 3-2 フライブルク
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日本代表DF酒井宏樹のハノーファーは、本拠で打ち合いの末にフライブルクを下し、今季最終戦を白星で飾った。酒井宏はベンチ入りしなかった。前半はフライブルクに主導権を握られるが、終了間際の45分、MFフスティがFKから直接決めて先制。1-0のリードでハーフタイムを迎える。しかし50分、シュミードに得点を許し後半早々に同点に追いつかれる。ここからシーソーゲームとなり、65分にハノーファーはルドネフスが決めて勝ち越し、78分に失点し再び試合を振り出しに戻されるが直後の80分にプリプのゴールで再度勝ち越しに成功し、勝ち点3を獲得した。


ウォルフスブルク、EL本戦出場へ


ウォルフスブルク 3-1 メンヘングラートバッハ
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ウォルフスブルクは本拠でメンヘングラートバッハに3-1で勝利した。

欧州チャンピオンズリーグ予選の出場権が与えられる4位への浮上を狙うウォルフスブルクは、30分にMFデブロイネの今季3点目で先制。64分に一度は追いつかれるも、その後MFペリシッチとDFクノッヘのゴールで再び突き放した。これで勝ち点3を得たウォルフスブルクだが、ブレーメンを下したレーバークーゼンが4位を守ったため、5位で来季の欧州リーグ本戦出場を決めた。


ブラウンシュバイク、残留のチャンス逃す


ホッフェンハイム 3-1 ブラウンシュバイク
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勝利すればまだ残留の可能性があった最下位ブラウンシュバイクだが、前半を0-1で折り返すと、後半も中盤に2ゴールを奪われ絶望的な状況となった。終了間際にMFホッホシャイトの得点で一矢報いたものの、最下位のまま2部降格が決定。ホッフェンハイムは4戦ぶりの勝利を収め、9位でシーズンを終えた。


来季CL予選出場権獲得


レーバークーゼン 2-1 ブレーメン
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CL予選出場権を狙うレーバークーゼンは21分に先制を許し、嫌なムードが漂うも33分にトプラクのゴールで1-1の同点に追いつく。後半は開始8分に孫(ソン)が得点を挙げ、勝ち越しに成功。その後は追加点はなかったものの攻めの姿勢を崩さず、2-1で勝利。4位でシーズン終了となり、念願のCL予選出場が決まった。

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