ヘルタはドルトムントと、ハノーファーはフライブルク戦

ブンデスリーガ2013/14シーズンは5月10日、第34節をもって幕を閉じる。残留チームが決まる3試合、来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権をめぐる2試合のほか、下記の4試合が各地で行われる。

ヘルタ・ベルリン 対 ドルトムント


日本代表MF細貝萌のヘルタは本拠にすでに2位が確定しているドルトムントを迎える。今季前半戦は好スタートを切り6位で折り返したヘルタだったが、後半戦は大きく伸び悩み10位まで順位を落とした。9戦未勝利という苦しい時期を経て、第32節ではブラウンシュバイクを下して久々の勝ち点3獲得。しかし前節では下位ブレーメンに敗れ連勝はならなかった。今節では上位との対戦となるが、勝ち点をもぎ取ってシーズン終了といきたいところだ。前半戦では先制を許したものの、ラモス、アラギの2発で逆転勝利を飾っている。この試合でもその再現を狙う。細貝は定位置ボランチでの先発が濃厚だ。

ドルトムントはすでにリーグでの順位は決まっているものの、今季はまだDFB杯決勝のバイエルン戦(17日)という大一番が残っている。タイトル奪取へ弾みをつけるためにも、今節でも全力で勝ちにいくことが予想される。

バイエルン 対 シュトゥットガルト


日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトは、前節で残留が確定した。これで一安心といったところではあるが、敗戦にもかかわらず他チームの結果によってブンデスリーガ生き残りが決まるという、なんとも後味の悪い試合となった。最終節のこの試合では王者バイエルンに敵地で挑む。昨季はリーグ戦、DFB杯決勝で対戦した両者だが、いずれもシュトゥットガルトは大善戦の末に敗れている。今季前半戦も前半にイビシェビッチのゴールで先制しながらも後半終盤に2失点を喫し逆転負けした。シーズンの集大成として、最後に王者相手に意地を見せたい。酒井高は左SBでの先発が予想され、肩の手術を受けたMFハーニクは欠場が確定している。

バイエルンはDFB杯決勝ドルトムント戦を控え、やはり勝利で勢いをそのまま持ち込みたい。優勝確定後の後半戦終盤は不調に陥ったこともあり、最後のリーグ戦は白星で締めくくりたいところだろう。

ハノーファー 対 フライブルク


日本代表DF酒井宏樹のハノーファーはフライブルクと本拠で対戦する。浮き沈みの激しいシーズンを送ったハノーファーは、前半戦序盤は4位をキープするなど好調だったがその後は下降線をたどり、第32節シュトゥットガルト戦の引き分けでようやく残留が確定した。ここ4戦は3勝1分と再び調子を取り戻しており、今節でもフライブルクを下して勝利でシーズン最終戦を飾りたい。酒井宏は前節、膝蓋腱の痛みのため欠場。今節も出場は微妙な状況だ。

対するフライブルクも今季は一時、直接降格圏の17位から抜け出せずに苦しんだ。しかし第24節以降、徐々に順位を上げ自力で残留を決めるという底力を発揮。前半戦ではハノーファーに2-1で勝利しており、どちらに転がってもおかしくない一戦だ。

アウクスブルク 対 アイントラハト・フランクフルト


MF乾貴士が所属する13位フランクフルトは敵地で8位アウクスブルクと対戦する。昨季はサプライズ的存在の昇格チームとして6位でシーズンを終えEL出場も果たしたフランクフルトだったが、今季はその勢いはすっかり影を潜め、長らく降格危機から抜け出せない状態が続いた。一方のアウクスブルクは、最終節まで残留争いを繰り広げた昨シーズンとは打って変わりブンデスリーガ3シーズン目の今季、急成長を遂げた。第29節では王者バイエルンに今シーズン初の土をつける奇跡を起こし、今節ではELプレーオフ出場権を狙って勝ち点3を奪いにいくだろう。前半戦の同カードは1-1の引き分けとなっており、両チームともこの一戦で完全決着を目指す。今季出番が激減した乾はこの試合でもベンチスタートもしくはメンバー外が予想される。


残留争いに終止符
CL出場権争いの行方

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