ニュルンベルク、ハンブルク、ブラウンシュバイクの運命は

ブンデスリーガ2013/14シーズン第34節は5月10日に各地で全9試合が行われる。今季はもつれにもつれた残留争いもついに決着となり、現在三つ巴となっているハンブルガーSV、ニュルンベルク、ブラウンシュバイクが入れ替え戦への切符を目指しそれぞれ敵地でマインツ、シャルケ、ホッフェンハイムと対戦する。

前節、下位3チームがいずれも敗戦を喫し、15位シュトゥットガルトの残留が決まった。これによって降格チーム決定は今節に持ち越しとなった。現時点で入れ替え戦出場の16位につけるのはハンブルクで勝ち点27。自動降格圏17位はニュルンベルクで勝ち点26、同じく自動降格圏となる最下位ブラウンシュバイクが勝ち点25。最終節の結果によって、入れ替え戦出場となれば残留への望みがつながることになる。

マインツ 対 ハンブルク


前節終了時点までかろうじて入れ替え戦出場権をキープするハンブルクは、日本代表FW岡崎慎司のマインツに挑む。現在のところ4連敗中だが、これまで強豪ドルトムント、レーバークーゼンから金星を挙げるなどサプライズも起こしており、最後の一戦に全力を尽くして勝ち点3を取りに行く。ブンデスリーガ創設時の参加クラブでは唯一、これまで降格経験のない名門だ。クラブ史上初の降格だけはなんとしてでも免れたい。前半戦では先制したもののミュラー、そして岡崎の2得点によって逆転負けを喫したが、今節ではなんといっても残留がかかっており、その重圧を跳ねのけて目指すは勝利のみだ。

対するマインツにとっても欧州リーグ(EL)出場権のかかった大事な一戦である。現在はEL予選出場となる7位につけているが、8位アウクスブルクとの勝ち点差はわずか1。得失点差ではアウクスブルクが上回っているため、このハンブルク戦では勝ち点3が欲しいところだ。岡崎もあと1得点でマインツ所属選手最多タイ、あと2ゴールで日本人選手通算最多タイの26得点となるため、記録更新の期待は大きい。メンバーではFWチュポモティングがインフルエンザのため、DFブンガートは太ももの負傷で出場が危ぶまれている。

シャルケ 対 ニュルンベルク


日本代表MF清武弘嗣と同MF長谷部誠のニュルンベルクは、同DF内田篤人が所属する上位シャルケ戦に臨む。今季は前半戦を未勝利で終えたものの後半戦は序盤5戦を4勝1敗と好調スタート。復活を遂げたかのように見えたが、そこから再び転落が始まった。ここまで泥沼の6連敗を喫し、第29節以降は直接降格となる17位から浮上できていない。過去には7度残留争いに敗れており、8度目の降格となる可能性は非常に高い。唯一の明るい材料は長谷部の復帰だ。8日の会見でプリンツェン暫定監督が出場を示唆し、どん底のチームの救世主となることが期待されている。しかしそれ以外ではチャンドラー、ピノラ、プラッテンハートのディフェンスラインが累積で出場停止、さらに守護神シェーファーも練習中に肩を負傷し欠場するなど、悪条件が重なってしまった。

前半戦では0-0の引き分けとなったが、シャルケは後半戦から上り調子。今節では引き分け以上で3位が確定となる。下位シュトゥットガルトにまさかの黒星を喫するなど取りこぼしもあったが、ニュルンベルクにとっては厳しい相手であることは間違いない。

ホッフェンハイム 対 ブラウンシュバイク


今季は開幕節、第2節そして第12節以外は最下位脱出を果たせなかったブラウンシュバイク。最終節での大逆転を狙ってホッフェンハイムと対戦する。これまでに挙げた6勝はウォルフスブルク、レーバークーゼンといった上位から奪った金星も含まれ、16位浮上の望みは決して小さくはない。ホッフェンハイムには前半戦、82分にペルテルが退場となり数的不利に陥りながらも、前半に挙げた1点を守り切って勝利している。

そのホッフェンハイムは昨季、最終節で強豪ドルトムントにまさかの勝利で入れ替え戦への切符を手にした末にブンデスリーガ残留を果たした。なんの因果か今季は立場を入れ替えての一戦を迎えることになった。EL出場や残留とは無縁の順位にあり、モチベーションで上回るブラウンシュバイクに前半戦に続いて敗れることもあり得る。


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