この日はケルンの2部優勝セレモニーが行われた
この日はケルンの2部優勝セレモニーが行われた

ケルン、ホーム最終戦で有終の美

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長澤は移籍後初アシスト

アーレン、2連勝

ブンデスリーガ2部第33節は5月4日、各地で全9試合が行われた。MFが所属するケルンは本拠でザンクト・パウリに4-0で快勝。右MFでフル出場した長沢は移籍後初アシストをマークしたほか、その他の2点にも絡む活躍で勝利に貢献した。FWが所属するアーレンも本拠でウニオン・ベルリンに3-0で勝利。阿部はベンチ入りしなかった。

ケルン 4-0 ザンクト・パウリ
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優勝と1部昇格をすでに決めているケルンはホームで優位に試合を進め、14分には長澤が移籍後初アシスト。中央でのドリブルから右を並走するFWウジャーへパスを出すと、ウジャーの強烈なシュートはGKチャウナーの股間を抜けてゴールネットを揺らした。長澤はさらに39分に追加点の起点にもなり、ウジャーとの壁パスからSBリッセにラストパス。リッセのクロスは相手のMFカラに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールとなった。続く43分にも長澤が自陣で奪ったボールをMFハルファーにつなぎ、ハルファーはドリブル突破から右を並走するFWヘルメスにラストパス。ヘルメスは冷静にゴール左へ流し込み、3-0とした。

後半はザンクト・パウリが反撃を見せ、48分と59分にチャンスを作るが、ゴールにはつながらない。すると、60分にはケルンのCKからFWビガルケがボレーシュートを突き刺し、4-0となった。ケルンは70分にPKを獲得し、さらなる得点機を迎えるが、DFマッケナが蹴ったシュートはGKチャウナーが右手1本で阻止。85分には長澤が自陣からのパスを受けてゴールエリアまでドリブルで持ち込み、シュートを放つが移籍後初ゴールはならず。それでもケルンは4-0の完勝でホーム最終戦を飾った。


アーレン 3-0 ウニオン・ベルリン
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11位アーレンが10位ウニオンをホームへ迎えての一戦は、アーレンが8分にFWポーヤンパロのゴールで幸先良く先制。ポーヤンパロは68分にもこの日の自身2点目を挙げ、さらに79分にはDFブバラが3-0となるダメ押し点で試合を決めた。アーレンがシュート25本を放ったのに対し、ウニオンは13本にとどまり、アーレンが圧倒する試合内容となった。