第33節、確定はシュトゥットガルト残留のみ

ブンデスリーガ第33節は5月3日に全9試合が行われた。注目の残留争いでは日本代表DF酒井高徳のシュトゥットガルトがブンデスリーガ生き残り決定、しかし下位3チームはいずれも敗戦で降格チームの決定は最終節に持ち越しとなった。上位による欧州チャンピオンズリーグ(CL)、欧州リーグ(EL)出場権争いのゆくえも、最終戦までもつれ込むこととなった。今節の結果と順位を振り返る。

今節では順位の変動は11~14位間のみとなった。王者バイエルンは残留争いに苦しむハンブルガーSVを容赦なく叩いて4-1で勝利。2位が確定しているドルトムントは9位ホッフェンハイムとの打ち合いを制し、3-2で勝った。CL本戦出場権争いでは、日本代表DF内田篤人のシャルケが敵地でフライブルクを下して3位堅守。リハビリ中の内田は今節も欠場した。4位レーバークーゼンもMF乾貴士のアイントラハト・フランクフルトに順当勝ちし、最終節での逆転3位浮上に望みをつないだ。乾はベンチ外となった。

その4位の座を狙うウォルフスブルクは、シュトゥットガルトから後半ロスタイムに勝ち越し弾を奪っての白星でレーバークーゼンとの勝ち点1差をキープ。やはりリーグ最終戦での順位逆転を狙う。ウォルフスブルクとは勝ち点2差、レーバークーゼンと3差の6位メンヘングラートバッハは、日本代表FW岡崎慎司のマインツに完勝しCL予選出場権獲得の可能性を残した。岡崎はフル出場したが得点はなかった。マインツは前節と変わらずEL予選出場となる7位だが、8位アウクスブルクが最下位ブラウンシュバイクに後半ロスタイムの得点で劇的勝利を飾り、勝ち点1差に詰められた。

9位はホッフェンハイム。ドルトムントに敗れたが、10位の日本代表MF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンもブレーメンに黒星を喫し、同勝ち点だが得失点差でかろうじて順位を守った。細貝はフル出場した。同DF酒井宏樹のハノーファーは同MF清武弘嗣および長谷部誠のニュルンベルクに2-0で快勝し、11位に浮上。酒井宏はひざのけがで欠場した。清武は先発し56分に交代、けがからの復帰を果たしていない長谷部はメンバー外となった。

12位に上がったのはヘルタに勝ったブレーメン。レーバークーゼンに敗れたフランクフルトは13位、シャルケに黒星を喫したフライブルクは14位にそれぞれ順位を落とした。15位シュトゥットガルトは1-1の後半ロスタイムにまさかの失点で敗戦。しかし下位3チームがすべて負けたおかげで、残留が確定した。左SBで先発した酒井高は後半途中から右SBにポジションを変え、フル出場した。

ハンブルクは王者バイエルンに、ニュルンベルクはハノーファーに、ブラウンシュバイクはアウクスブルクにそれぞれ負けたため、順位、勝ち点差ともに変わらず。入れ替え戦出場枠をめぐる三つ巴の争いは最終節までもつれ込むことになった。