岡崎(右)のマインツは敵地でメンヘングラートバッハと対戦。22分に先制を許す
岡崎(右)のマインツは敵地でメンヘングラートバッハと対戦。22分に先制を許す

マインツ敗れる

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ヘルタもブレーメンに敗戦

EL出場権確保ならず

ブンデスリーガ第33節は5月3日、日本代表DFが所属するシュトゥットガルトウォルフスブルクと、日本代表MFおよび同MFのニュルンベルクが同DFのハノーファーと本拠でそれぞれ対戦したほか、下記の7試合が各地で行われた。


メンヘングラートバッハ 3-1 マインツ
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日本代表FW岡崎慎司のマインツは、敵地でメンヘングラートバッハに敗戦を喫し、来季欧州リーグ予選出場権を得られる7位確定はならなかった。岡崎は1トップでフル出場したが、得点はなかった。マインツは開始2分、ガイスの見事なスルーパスから岡崎がゴール前でいきなり絶好機を迎える。しかしヤンチュケに止められるとシュートは打てず。6分に放ったシュートも再びヤンチュケにブロックされる。両チームともに決定的な場面を作れないが、22分に試合が動く。マインツはCKからシュトランツルにゴールを許し、0-1とリードされた。29分にも危ないシーンを迎えるが、クルーゼがシュートを打ち切れずにピンチを逃れる。岡崎は32分の好機にも決められず、前半終了となる。

後半開始から7分、マインツに絶好機が訪れる。しかしソトの8mからのシュートはGKテアステーゲンのスーパーセーブに防がれ、同点に追いつくことはできない。直後の54分には追加点を挙げられ、劣勢の中なんとか65分にチュポモティングが1点を返すも、反撃はここまで。77分には3点目を失い、1-3で敗れた。

ヘルタ、連勝ならず


ブレーメン 2-0 ヘルタ・ベルリン
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日本代表MFが所属するヘルタ・ベルリンは敵地でブレーメンに0-2で敗戦した。細貝はフル出場した。

前節で10戦ぶりに勝利を挙げたヘルタだが、優位に進めた前半でゴールネットを揺らすことができなかった。後半は流れが一転し、ブレーメンが48分にMFハントの今季6点目で先制。今季限りで退団の決まっているハントは、さらに後半ロスタイム1分にも2-0となる追加点を決め、ブレーメンでのホーム最終戦を2ゴールで飾った。

シャルケ、3戦ぶり勝利で3位堅守


フライブルク 0-2 シャルケ
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日本代表DFが所属するシャルケは敵地でフライブルクを2-0で下した。太ももの肉離れで離脱中の内田はベンチ外となった。

第31節からの連敗により、欧州チャンピオンズリーグ(CL)本戦の出場権が得られる3位の座が危うくなったシャルケ。離脱者の続出により急きょ左SBで先発したアイハンが、ブンデスリーガでの自身初得点でチームに先制点をもたらした。さらにシャルケは1点リードで迎えた65分、FWフンテラーの今季12点目で2-0とすると、守備陣もフライブルクの零封に成功し、3戦ぶりに勝利を収めた。

レーバークーゼン、3位浮上に望み


アイントラハト・フランクフルト 0-2 レーバークーゼン
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日本代表MFが所属するアイントラハト・フランクフルトは本拠地でレーバークーゼンに0-2で敗れた。乾はベンチ外となった。

レバンドフスキ暫定監督の就任から2勝1分と好調のレーバークーゼンは、この日も危なげない試合運びを見せる。27分にMFカストロのゴールで先制すると、その9分後にはMFチャンが追加点を奪い、2-0で前半を折り返した。後半はフランクフルトが立ち直り、五分五分の戦いとなるが、レーバークーゼンが要所を締める守備で2点リードを守り切った。

ハンブルク、敗戦も16位キープ


ハンブルガーSV 1-4 バイエルン
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2部との入れ替え戦に回る16位につけるハンブルガーSVは、勝てば自動降格の回避を確実にすることもできたが、バイエルンの壁は高かった。前半は1失点でしのいだものの、後半は55分と70分に失点を重ね、72分には1点を返すが、その直後にFWピサロに再び3点差となるダメ押し点を奪われた。順位は変わらず、16位にとどまった。

最下位脱出ならず


ブラウンシュバイク 0-1 アウクスブルク
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残り2試合での大逆転を狙うブラウンシュバイクは、前半20分過ぎから徐々にリズムをつかむ。どちらも次々とチャンスを作り出すが得点は生まれず、0-0で折り返す。後半も展開は変わらないまま進んでいき、ブラウンシュバイクは51分にエースFWクンベラのシュートが枠を外れるなど、好機をものにできない。引き分け濃厚となったロスタイム4分、ついにゴールを奪われると土壇場での敗戦を喫し、最下位脱出はならなかった。

ドルトムントが打ち合い制す


ドルトムント 3-2 ホッフェンハイム
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2位が確定しているドルトムントは、開始5分にいきなり失点。フメルスのクリアボールをルディに拾われると、フィルミーノに先制弾を挙げられた。しかし29分にグロースクロイツが同点弾を決めると、ここから立て続けに得点を重ねる。31分にミキタリヤン、34分にピシュチェクの追加点で3-1とした。後半、粘るホッフェンハイムも66分に1点を返す。ドルトムント守護神バイデンフェラーがズューレのシュートをトンネルし、3-2に詰められる。しかしその後はらしい戦いぶりを取り戻し、1点差を守り切って勝利した。


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