バイエルンのMF、レアル・マドリードとの第2戦を振り返る

バイエルンは4月29日、本拠で行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でレアル・マドリード(スペイン)に0-4で敗戦し、2戦合計0-5で決勝進出を逃した。この試合に先発し、72分までプレーしたMFは次のように振り返った。


――DFラモスが先制点を決めたシーンを振り返ってどうですか?

ミュラー ラモスはボディフェイントを使って、ボールが入る前に自分を反対方向へ動かせたように感じました。あとは悔しいことに、彼がフリーでヘディングをするのをただ見ているしかありませんでした。この失点に自分がまったく関与していなかったとは言えません。

――守備がもろく、攻撃でもチャンスがありませんでしたが、何が原因なのでしょう?

ミュラー レアルはうまい試合運びをして、常に8人の選手がボールより後ろにいる状態を作っていました。自分たちは決定力の問題ではなくて、単純に欲していた形のチャンスがまったく作れませんでした。相手チームが規律正しいパフォーマンスを見せたことも、そうなった原因の1つでしょう。

――グアルディオラ監督の戦術に問題があったのではないでしょうか? バイエルンのルンメニゲ社長は「レアルとの戦いでうちの限界が浮き彫りになった」と言っていましたが。

ミュラー レアルが4-0で勝ち、自分たちにまったくチャンスがなかったわけですから、限界が浮き彫りになったという見方は正しいでしょう。この試合は十分に分析する必要があります。ただ、システムを疑問視する気はありません。自分たちはパフォーマンスを上げて、シーズンのラストスパートをかけなければなりません。

――チャンピオンズリーグから敗退してしまったわけですが、今シーズンをどう評価しますか?

ミュラー シーズンをどう見るかは、それぞれが決めることです。自分たちは0-4で負けたわけですから、決していい気分ではありません。もしうちがDFB杯で優勝できたら、紙の上ではいい成績を残したシーズンだったということになるのではないでしょうか。ブンデスリーガでは史上最速で優勝を決めたチームでしたが、チャンピオンズリーグでは準決勝で敗退です。昨年の3冠達成からバイエルンに対する要求や期待は、とてつもなく大きいものになりました。まあでもこれも当然の流れで、自分たちはそれに見合う結果を出すよう努力していくほかありません。ですから、きょうは言葉にしようがない苦い敗戦でしたし、ベスト4で満足はできません。でも物事は現実的に処理しなければなりません。チャンピオンズリーグには強い相手がたくさんいますから。


聞き手 Andreas Messner (アンドレアス・メスマー)