第32節ハノーファー対シュトゥットガルトは日本代表SB対決に注目

ブンデスリーガ第32節は4月25日、日本代表DFが所属するハノーファーと同DFが所属するシュトゥットガルトの対戦で幕を開ける。

ハノーファー 対 シュトゥットガルト


ハノーファーは勝ち点35で14位。直近の2試合はいずれも1点差で辛くも勝利を収め、9日から3日間にわたって行われた短期合宿以後チームの調子は上向いている。今節でも勝つことができれば1部残留が確定するため、チームの士気は高まっているに違いない。主将のMFシュティンドルはトップ下で起用された最近の2試合で、連続ゴールを決める活躍を見せている。気になるのは出場停止者の多さで、MFホフマン、MFビッテンクールト、MFプリプの欠場が確定している。

対するシュトゥットガルトは勝ち点31で15位。第29節から2勝1分で3戦負けなしと、こちらも残留へ向け前進している。前節シャルケ戦での勝利により、入れ替え戦に回る16位ハンブルクとの勝ち点差は4まで広がった。けがからの復帰以来ゲームメーカーとして存在感を示しているMFディダビには、この試合も期待できる。またベテランのFWカカウは前節、エースFWイビシェビッチの出場停止期間を除いて、初めて先発起用され、見事に今季初ゴールで指揮官の期待に応えた。今節もエースを退けて先発入りするかもしれない。

さらに、この試合で注目したいのは2人の日本代表SBの対決だ。今回は酒井宏が右サイド、そして酒井高が左サイドで先発する可能性が高く、同サイドでのマッチアップが期待できる。下表は、両選手の今季のデータをまとめたもの。

偶然にも両選手はともに25試合に出場している。その他の共通点としてはゴールおよびアシストが少ないことが挙げられるが、これはSBの攻撃参加に比較的消極的な所属チームの戦術を反映しているとも考えられる。大きく差が出たのはシュート数で、酒井高は酒井宏よりも6倍高い値を記録した。また、攻撃時にドリブルで仕掛けた回数および1試合当たりの走行距離に関しても、酒井高のほうが上だ。逆に酒井宏に軍配が上がったのは、シュートにつながったクロスの数およびパスカットの回数。1対1の競り合いにおける勝率でも、酒井宏が5%上回った。

試合結果に着目すると、ハノーファーは酒井宏が出場しなかった6試合で5敗を喫しており、またシュトゥットガルトも酒井高が出場しなかった6試合で未勝利というデータが出ている。直接ゴールに絡むことは少ない両選手だが、勝敗を左右する重要な役割を担っているようだ。今回は右ひざに痛みを抱える酒井宏に対し、酒井高は前節で待望の今季2アシスト目を記録と、両者のコンディションに差はあるが、日本代表でもライバル関係にある2選手は熱い直接対決を見せてくれるに違いない。

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