清武のニュルンベルクは敵地で上位ウォルフスブルクと対戦

ブンデスリーガ第30節2日目は4月12日、ブンデスリーガ王者のバイエルンが本拠に2位ドルトムントを迎えるほか、各地で下記の5試合が行われる。


マインツ 対 ブレーメン


マインツは現在勝ち点44の7位。欧州リーグ出場権が与えられる最低ラインの6位につけるウォルフスブルクに勝ち点3差まで迫っているが、このところは調子を落とし気味で、直近4試合で3敗している。ブレーメン相手にホームで最後に勝利したのは2004年10月16日までさかのぼらなければならず、今回は約10年ぶりに勝利を挙げられるか注目が集まる。DFベルは5枚のイエローカード累積で出場停止。またMFミュラー(右ひざ外側半月板損傷)とDF朴(パク、足の指の炎症)もそれぞれ負傷欠場する。ブレーメンとの前回対戦で2得点した日本代表FWは現在11得点で得点王ランキング13位。第25節のホッフェンハイム戦以来4試合ゴールがないが、相性のいい相手に久々のゴールが期待される。

対するブレーメンは12位。ここ2試合では勝ち点4を勝ち取っており、調子は上向いている。敵地マインツでは過去6試合で負けなしの4勝2分。これだけ長期間マインツで負けがないのは、リーグ全体を見渡してもブレーメンだけ。またMFハントはマインツ戦にめっぽう強く、通算7ゴールを挙げている。今回は前回対戦でブンデスリーガ初ゴールを決めたFWディサントが、5枚のイエローカード累積で出場停止。すでに残留争いからは遠ざかっているが、来季を意識したチーム作りに励みたい。


ウォルフスブルク 対 ニュルンベルク


ニュルンベルクは現在勝ち点26で17位だが、15位シュトゥットガルトと16位ハンブルガーSVとの勝ち点差はわずかに1と、大混戦の渦中にいる。直近の7試合で6敗し、前節でついに自動降格圏である17位に順位を落とした。勝ち星に恵まれなかった前半戦でもそうだったが、ここにきて再びシュートがポストやバーに嫌われる回数(今季合計23回)が増えている。ブンデスリーガ史上の最多記録を持っているのはドルトムントで、2011/12シーズンに25回を記録した。日本代表MFは先発が濃厚。リハビリ中の同MFは欠場する。

一方ウォルフスブルクは勝ち点47で6位。前節ではドルトムントに敗れ、欧州チャンピオンズリーグ予選の出場権が与えられる4位浮上のチャンスを逃した。明るい話題としては、昨シーズン3勝にとどまったホームで、今シーズンはすでにに9勝してることが挙げられる。次週以降はハンブルク、フライブルク、シュトゥットガルトと、下位チームとの対戦が続く。今冬加入のMFデブロイネは、いまだにゴールがないのが悩みの種である。得点源であるFWドストは、足の痛みにより欠場する。DFトレッシュの出場は微妙な状態で、ヘッキング監督は試合直前に判断を下すつもりらしい。


メンヘングラートバッハ 対 シュトゥットガルト


残留争いのまっただ中にいる シュトゥットガルトは、前節で残留争いのライバルであるフライブルクに2-0で勝利を収めた。今シーズンは連勝したのが第4節から第5節にかけての1度きりで、ここまでどうしても勢いに乗り切れなかった。またアウェーでの戦いを苦手としており、過去7試合で得た勝ち点はわずかに1。次週以降は現在3位のシャルケ、13位のハノーファー(アウェー)、6位のウォルフスブルク、王者のバイエルン(アウェー)と、難敵との試合が続く。離脱していたFWカカウとMFケディラは8日から練習に復帰しているが、今節での出場は微妙な状態で、MFディダビも足の指の炎症で欠場する見込みだ。日本代表DFは前節フル出場しており、今回も先発するものと思われる。

一方 メンヘングラートバッハは勝ち点48で4位。何とかシーズン終了までこの位置を保ち、CLプレーオフの出場権を獲得したい。ここ最近は後半戦序盤の不調を乗り越え、直近5試合で4勝と波に乗っている。DFシュトランツル(足首のじん帯部分断裂)とDFウェント(ひざ内側じん帯断裂から回復過程)は欠場する。ファーブレ監督はメンヘングラートバッハで指揮を執った通算109試合で、49勝32敗28分という成績を残している。勝率45%は歴代監督の中でも3番目に位置し、これを上回るのはワイスワイラー(50%)とラテック(48%)のみ。シュトゥットガルトとの対決に、ファーブレ監督のブンデスリーガ50勝目の期待がかかっている。


ハノーファー 対 ハンブルガーSV


ハノーファーは勝ち点29で13位。目下4年ぶりの4連敗中で、残留を争うライバル、ハンブルクとの直接対決を前に、クラブは4月9日〜11日にミニ合宿を張ることを急きょ決断した。この緊急措置が良い結果をもたらすかに注目が集まっている。FWルドネフスにとっては古巣対決となるが、直近の3試合では合計でもシュート2本にとどまっている。MFホフマンは前節のレッドカードによる退場で出場停止。またMFフスティも10枚のイエローカード累積で出場停止となっている。日本代表DFは前節ブラウンシュバイク戦では試合の数日前に右ひざを負傷したため、出場機会が与えられなかったが、今回は先発を狙う。

対する ハンブルガーSVは現在勝ち点27で16位だが、15位のシュトゥットガルトと勝ち点で並んでいる。この試合に勝てば少なくとも対戦相手である13位のハノーファーと順位が入れ替わる。スロムカ監督はハノーファーの監督を解任されてからわずか106日で、早くも初の古巣対決を迎えることとなった。ハンブルクはスロムカ監督の就任以降、1試合当りの獲得勝ち点が1.4、失点が1.1で、今シーズン指揮を執った監督の中では最もいい数字を出している。MFジャルハノーウルはすでにブンデスリーガでのデビューからこれまでに9ゴールを奪っているが、うち5点がミドルシュートからという事実は特筆に値する。


フライブルク 対 ブラウンシュバイク


フライブルクは現在勝ち点29で14位。15位のシュトゥットガルトが勝ち点27で接近しているが、この時点で最下位から15位まで勝ち点でたった2差しかないという混戦状態は22年ぶりのこと。この対戦カードは過去これまでに公式戦で18試合あったが、フライブルクはまだ負けたことがない。風邪により出場が危ぶまれていたFWメーメディは、出場する見込み。FWハンケはひざ下の炎症により欠場する。

対する ブラウンシュバイクは現在勝ち点25で18位と苦しい位置にいるが、第29節終了後に最下位だったチームが残留を成し遂げた例は過去に4回ある。最後に奇跡を起こしたのは2010/11シーズンのメンヘングラートバッハ。ブラウンシュバイクは直近3試合で勝ち点7を奪取しているが、これはリーグ内では最高成績となっている。その原動力となっているのがFWクンベラで、ここ9試合で7ゴールを挙げている。

フライブルクはブンデスリーガで最も若いチームであり、ブラウンシュバイクは逆に選手年齢が高いチームのグループに属する。両チームとも運動量豊富なチームで、その勝敗の行方に注目が集まっている。


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