第29節 細貝のヘルタは引き分け

ブンデスリーガ第29節最終日は4月6日、2試合が行われ、日本代表DFが所属するハノーファーは敵地でブラウンシュバイクに0-3で敗れ、4連敗となった。週半ばに右ひざを痛めていた酒井はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。また、日本代表MFが所属するヘルタ・ベルリンは本拠でホッフェンハイムと1-1で引き分けた。細貝は守備的MFでフル出場した。

ブラウンシュバイク 3-0 ハノーファー


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ニーダーザクセン州に本拠地を置く2チームによるこのダービーは、両チームが現在残留争いの渦中にあることもあり、非常に白熱したものとなる。前節で3連敗となったハノーファーは悪い流れに終止符を打ちたいが、先手を取ったのはサポーターの後押しを受けるホームのブラウンシュバイク。14分、ワンツーでペナルティエリアへ入り込んだSBライヘルのグラウンダークロスを、エースFWクンベラが冷静に押し込んだ。これで勢いづいたブラウンシュバイクは直後にも決定機を作ると、21分には待望の追加点。相手ペナルティエリア内に蹴り込まれたロングボールにFWニールセンが走り込み、難しいボールだったがダイレクトでゴール右隅に突き刺す。2点を追う立場となったハノーファーはカウンターやセットプレーからゴールを狙うが、決定的なチャンスを作りだすことはできず。前半はブラウンシュバイクの2点リードで折り返した。

後半はハノーファーのベンチが動き、FWルドネフスに代えてFWシュラウドラフを投入。しかし流れを大きく変えることができないまま迎えた62分、DFホフマンがブラウンシュバイクのMFエルアブデラウイを危険なファウルで止め、一発退場となる。数的不利に陥ったハノーファーはこの後も五分五分の戦いを続けこそするが、もはや2点差を詰める余力はなく敗色濃厚に。終了間際にダメ押しの3点目を決められ0-3で敗戦、泥沼の4連敗となった。ブラウンシュバイクは今季6勝目を挙げ、残留の最低ラインに位置する15位シュトゥットガルトとの勝ち点差を2に保っている。


ヘルタ・ベルリン 1-1 ホッフェンハイム


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前節で4連敗を喫したヘルタ。5連敗の阻止が焦点となったこの試合は、幸先よく先制に成功する。11分、MFシェルブレッドが中盤での空中戦を制しボールを前線に落とすと、MFアラギがドリブルでスペースを上がりゴール右下に先制点を流し込んだ。しかし、攻撃が持ち味のホッフェンハイムがこのまま終わるはずもなく、30分にMFポランスキのゴールで同点に追いつく。前半は終了間際にヘルタのFWラモスがドリブル突破から好機を演出するが、得点に結びつけることはできず1-1で終了する。

後半、得点の欲しいヘルタはDFブルックスに代えてMFバウムヨハンを投入する。しかし決定機の作れない時間が続くと、逆に67分には失点のピンチを迎える。ホッフェンハイムのMFフォラントが右から入れたクロスにMFサリホビッチが合わせるが、シュートがわずかに外れたことに救われた。ヘルタは86分にFWワーグナーを入れて追加点を狙うが、これも実らずに1-1で試合終了。7戦ぶりの勝利とはならなかったが、連敗を4で止めた。順位は9位を維持している。