シャルケのFWフンテラー(手前)は3ゴールの大活躍で、今季得点を7に伸ばした
シャルケのFWフンテラー(手前)は3ゴールの大活躍で、今季得点を7に伸ばした

シャルケ、うっぷん晴らす快勝

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酒井宏のハノーファーはレーバークーゼンと引き分け

酒井宏、2戦連続フル出場

ブンデスリーガ第24節は3月8日、各地で7試合が行われ、日本代表DFが所属するシュトゥットガルトが本拠でブラウンシュバイクと、同MFと同MFが所属するニュルンベルクブレーメンと対戦したほか、下記の5試合が行われた。

シャルケ 4-0 ホッフェンハイム
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日本代表DFが所属するシャルケはホームでホッフェンハイムに4-0で快勝した。内田は右太もも肉離れのためベンチ入りしなかった。

欧州チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリード(スペイン)戦、ブンデスリーガ第23節のバイエルン戦と大敗が続いていたシャルケ。勝利で悪い流れを断ち切りたいこの一戦では、エースFWフンテラーが3ゴールの大活躍でチームをけん引した。まずは6分、DFマティプの折り返しを押し込んで先制点を奪うと、28分には18mから強烈なミドルシュートを突き刺しこの日2点目。フンテラーは31分にPKを外したものの、オバジの加点後、3-0で迎えた79分に左サイドをドリブル突破したMFドラクスラーからのグラウンダークロスに合わせて自身の今季7点目を決めた。シャルケはこの勝利で、3位レーバークーゼンに勝ち点差で並んだ。



ハノーファー 1-1 レーバークーゼン
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日本代表DFのハノーファーは、本拠でレーバークーゼンと1-1で引き分けた。酒井宏は右SBで2戦連続のフル出場を果たした。

ホームでめっぽう強いハノーファーは28分に先制を許すも、33分にFWルドネフスが20mからの強烈なミドルシュートを突き刺し同点に追いつく。後半は完全に流れを引き寄せ、幾度となく逆転のチャンスを迎えたが、ゴール前で精彩を欠き1-1のまま試合終了。悔やまれる内容となったが、3位につけるレーバークーゼンを相手に貴重な勝ち点1を手にした。

乾、2戦連続で出場機会なし


ハンブルガーSV 1-1 アイントラハト・フランクフルト
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MFのフランクフルトは敵地でハンブルクと1-1で引き分けた。乾はベンチ入りしたが、前節に引き続き出場機会はなかった。

前節でシュトゥットガルトに逆転勝利し、勢いに乗るフランクフルトは29分にDFマードルングの今季初ゴールで先制する。しかし追加点を奪えないまま終盤を迎えると、73分にDFサンブラーノがペナルティエリア内でのファウルから痛恨のPK献上。これをセットプレーの名手、MFジャルハノーウルに落ち着いて決められ、同点に追いつかれた。このまま両チームが勝ち点1を分け合う結果となり、どちらも残留争いにおける状況を大きく改善するには至らなかった。


バイエルン、史上初の16連勝


ウォルフスブルク 1-6 バイエルン
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バイエルンは敵地でウォルフスブルクに6-1で快勝し、ブンデスリーガ史上初の16連勝を果たした。

前節で連勝を15に伸ばしたバイエルンは、前半こそ1-1で折り返したが、後半はせきを切ったように大量得点。1トップで先発したミュラー(63分、78分)と途中出場のマンツキッチ(66分、80分)がそれぞれ2得点し、さらに5戦ぶりに先発復帰したMFリベリ(71分)もゴールを決め、ブンデスリーガ史上初の16連勝を達成。グアルディオラ監督も就任から24戦無敗で、ハインケス氏がレーバークーゼンで作った記録に並んだ。

アウクスブルク、逆転勝利で6位浮上


メンヘングラートバッハ 1-2 アウクスブルク
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メンヘングラートバッハは本拠でアウクスブルクに1-2で逆転負けを喫した。

後半戦6試合を終えいまだに勝ち星のないメンヘングラートバッハは、5分にラファエルの今季12ゴール目で幸先良く先制。しかし35分にアウクスブルクのアルティントップが技ありのオーバーヘッドで同点弾を奪うと、81分にはカウンターから裏へ飛び出したMFウェアナーが逆転ゴールを決める。このゴールが決め手となり、敵地で勝ち点3を手にしたアウクスブルクは来季での欧州リーグ出場権が与えられる6位に順位を上げた。

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