ボランチでフル出場した細貝は「得意な形が少なかった」と試合を振り返った
ボランチでフル出場した細貝は「得意な形が少なかった」と試合を振り返った

「得意な形少なかった」細貝

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ブンデスリーガ第23節フライブルク戦インタビュー

日本代表MFが所属するヘルタ・ベルリンは2月28日のブンデスリーガ第23節初日、本拠でフライブルクと引き分けた。ボランチでフル出場した細貝は、試合後にチーム状況などについて話した。


――ちょっとフラストレーションの溜まる試合だった。

細貝 ボールを保持される時間が長かったので・・・後ろで保持されるのは仕方ないですけど。それにしても、守備のときの追い込みっていうのは良くなかった。ただ引いて守るんじゃなくて、奪い方っていうのがちょっと良くなかったなっていう風に思いました。

――守備のところで問題があった?

細貝 そうですね。しっかりブロックを作ったときに、前からしっかりと方向づけて追わないと奪えるものも奪えないと思うし。後ろもそれをしっかり前に声をかけなきゃいけなかったと思います。

――相手は流動的だった。マークの受け渡しや守り方はどのように?

細貝 相手の中盤が流動的に動いてくる中で、自分らのチームはしっかりと運動量でカバーし合おうって話は監督からもありました。そういう中でもっともっとポジションで守ることができないと、ただ走らされるだけになってしまうし、きょうに関しては守備がしっかりしてなかったから、攻撃も奪ってから得意なショートカウンターだったりそういう形が少なかったのかなと思います。

――ショートカウンターが強みというのもあるが、まず取ったら前を見ろというのが強い? 例えば、ちょっとサイドを変えれば結構空いてるところを、縦に縦にというのが・・・。

細貝 まあ縦に速く攻めようっていう話もしてたので。そこはチームが統一してたところでもありますけど。もちろん縦に速く攻めようっていうよりもサイドが空いてるならサイドから攻めるべきだと思うし。それは状況に応じて全選手がやらないといけないと思います。

――これで代表戦。スケジュール的には慌ただしいが個人的には?

細貝 まあ、他の選手も一緒ですし。また帰って来て所属チームの試合があるので、代表に行ったらもちろん代表でベストを尽くすことは考えますけど、時差も日本の時差に合わせ過ぎずに、うまく調節していきたいですね。

――日本代表に限らず(最近)けが人が多いが、どういう風に気をつけている?

細貝 もちろんけがをしないように、毎日練習前だったり練習後に、ほかの選手よりも時間を費やしているつもりです。このチームの選手の中でも、自分が一番ケアしているし、準備していると自分では思っているので。けがをしないように、もちろん努力はしてますけど、そればっかりは接触プレーでもあり得ることだし。とにかくけがしたときに、自分は後悔ないと思えるような準備をしているので。