フランクフルト、ブレーメンと下位決戦

ブンデスリーガ第22節最終日は2月23日に2試合が行われる。日本代表MFのアイントラハト・フランクフルトブレーメンと、同DFの所属するハノーファーバイエルンと、それぞれ本拠で対戦する。

フランクフルト 対 ブレーメン


昨シーズンは昇格組として驚異の快進撃を見せ、最終的に6位で欧州リーグ(EL)出場権を獲得したフランクフルトだが、今季は大ブレーキ。前半戦を最下位と勝ち点わずか4差の15位で終えるという大不振に陥った。後半開幕戦では日本代表MF細貝萌のヘルタ・ベルリンを1-0で下し好発進したかのように見えたが、その後は王者バイエルンに0-5で惨敗。最下位ブラウンシュバイクには勝利したが、前節では強豪ドルトムントに0-4の完敗となった。ドルトムントには11日に行われたDFB杯準々決勝で敗れたものの、0-1の惜敗でチームの可能性を感じさせただけに、その4日後のリーグ戦での大量失点による敗戦は打撃が大きかった。

前節終了時点で順位は12位まで浮上しているが、勝ち点差を見れば降格圏の16位フライブルクとわずか3差。まだまだ気が抜けない状況にある。今節では第22節を終えて同勝ち点で順位の並ぶブレーメンと対戦する。ここ10戦で1勝しか挙げていない相手からきっちり勝ち点3を獲得し、降格危機から一刻も早く抜け出したい。ブレーメンは今季これまでの失点数リーグ2位と守備に問題を抱えており、今季5得点のマイヤー、4得点のカドレツら攻撃陣の活躍が鍵を握る。乾は後半戦、第18節ヘルタ戦に先発したものの58分で交代となり、以来出場機会のない状態が続いている。20日のELではメンバー外となり、今節も先発入りは厳しい。

ハノーファー 対 バイエルン


冬季リーグ中断期間中に監督交代のあったハノーファーは、後半戦を連勝スタートで飾ったもののその後はシャルケ、マインツに連敗を喫している。前節を終えて順位は11位、しかし下位との勝ち点差はそれほど広がっていない。いつ降格圏に転落してもおかしくない状態だ。これ以上の連敗は避けたいところだが、今節はリーグ戦46試合無敗のバイエルンとの対戦だ。

コルクト新監督のもと、ハノーファーは後半戦18クラブ中トップの走行距離を誇るチームとなった。王者に走り負けず、一瞬のチャンスを逃さなければ一矢報いる隙はあるかもしれない。だがバイエルンは直近のリーグ戦13試合連続で最低2得点を挙げており、守護神ノイアーはここ10戦で2失点と鉄壁の守りを誇る。攻守にわたって穴のない無敵王者相手に、勝ち点の獲得は非常に困難だ。

さらに今節、CBホフマンの扁桃腺炎による欠場が確定しており、守備に不安が残る。しかし攻撃では、今週太ももの違和感を訴えていたFWジュフが再び回復し出場可能となっている。2戦連続完封負けを喫しているだけに、そろそろ得点に期待したい。

酒井は後半戦、第18節に出場したが翌19節は累積警告のため出場停止。その後は2試合連続で今冬加入したライトラルにポジションを奪われる形となっている。シャルケの日本代表DF内田篤人がけがで離脱し代表チームの右サイドバックが空いた今、酒井にとっては本来、代表でのレギュラー獲得のチャンスでもある。そのためにはクラブで出場して実績を残す必要があり、なんとかポジションを奪い返したいところだ。