12年ぶり8強入りを目指すレーバークーゼンは本拠にパリ・サンジェルマン(フランス)を迎えた
12年ぶり8強入りを目指すレーバークーゼンは本拠にパリ・サンジェルマン(フランス)を迎えた

レーバークーゼン、本拠で惨敗

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CL決勝T1回戦でパリ・サンジェルマンに0-4

レーバークーゼン 0-4 パリ・サンジェルマン

欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦は2月18日に各地で行われ、レーバークーゼンは本拠でパリ・サンジェルマン(フランス)に0-4での大敗を喫し、決勝T2回戦進出に黄信号が灯った。



2001/02シーズン以来12年ぶりとなる8強入りを目指すレーバークーゼンだが、開始3分にいきなり失点を喫する。右サイドからうまく縦パスをつながれ、最後はMFマトゥイディに左隅へ決められた。11分にはゴール前へ攻め込まれると、GKレノが空中戦でのボールを取り損ねるミス。しかしサンジェルマンのエースFWイブラヒモビッチのシュートはヒルバートに当たり、ヒヤリとしながらもかろうじてピンチを脱する。反撃を仕掛けたいレーバークーゼンだが、流れを引き戻せないまま試合は進む。

38分、レーバークーゼンはCBスパヒッチがペナルティエリア内での競り合いの際、FWラベッシを倒しPKを与えてしまう。キッカーのイブラヒモビッチはこれを冷静に左隅へ決め、サンジェルマンがリードを広げる。さらに42分にもイブラヒモビッチに追加点を許し、前半で3点ビハインドの苦しい状況に追い込まれた。

後半、ヒピエ監督は孫(ソン)に代えて17歳のブラントをピッチへ送る。しかしなかなかペースをつかめず、チャンスを作り出せない。さらに58分、スパヒッチがこの日2枚目のイエローカードで退場となった。10人になり数的不利にも陥ったレーバークーゼンはMFサムに代えてDFウォルシャイトを投入し、これ以上の失点は避けたい状況。しかしサンジェルマンの激しい攻撃を前に守り切ることはできず、88分に4点目を失うと大差での完敗を喫し、敵地での第2戦へ有利な状況を作ることはできなかった。