6連敗のシュトゥットガルトと後半戦3敗のヘルタ

ブンデスリーガ第22節2日目は2月22日、 日本代表MFと同MFが所属するニュルンベルクがホームでブラウンシュバイクと対戦するほか、各地で下記の5試合が行われる。


シュトゥットガルト 対 ヘルタ・ベルリン


シュトゥットガルトは前節で冬季リーグ中断期間を挟んで6連敗となり、残留が危ぶまれる15位まで転落。チームの弱点は何と言っても第13節メンヘングラートバッハ戦以降、毎試合2失点以上している守備だろう。前節では悪い流れを断ち切るためにシュナイダー監督がディフェンスラインを見直し、DFラウシュと日本代表DFに代えてDFボカとDFニーダーマイヤーを起用したが、望まれた効果は現れず4点を失った。この結果を受けて、酒井が今節から先発に戻る可能性は高い。しかしチームは出場停止のFWイビシェビッチ、MFライトナーに加え、MFゲントナー(右太もも負傷)の欠場が確実で、条件としてはかなり厳しい。10試合ぶりに失点を1点以内に抑えられるかに注目が集まる。

対するヘルタは後半戦での成績が1勝3敗と苦戦している。それに伴い、順位も前半戦終了時の6位から8位まで落ちた。19日に行われたTSGノイシュトレーリッツ(4部)との強化試合では3-1で勝利しているが、これを復調の兆しと捉えるのは安易だろう。前節ウォルフスブルク戦では、得点王ランキング首位のFWラモス、さらにFWアラギも決定機で精彩を欠き、1-2で敗れた。唯一の得点を決めたのは、前半戦でも好調ぶりを見せていたMFシェルブレッド。今節は強化試合で2ゴールを奪ったFWワーグナーが先発入りするかもしれない。日本代表MFはボランチで先発する見込みだ。

ウォルフスブルク 対 レーバークーゼン


ウォルフスブルクは後半戦で連敗スタートとなったものの、ここ2戦は連勝し5位につけている。欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権が得られる最低ラインの4位につけるシャルケとの勝ち点差は4。今冬加入のMFデブロイネが徐々にチームに馴染んできたことにより、攻撃力は着実に向上している。前節を欠場したDFナルドの出場停止は今節で解ける。

対するレーバークーゼンはこれまで2位を堅守してきたが、第18節フライブルク戦と前節シャルケ戦を落としたことで、3位ドルトムントとの勝ち点差は1まで縮まった。カップ戦でも結果は優れず、DFB杯準々決勝では2部のカイザースラウテルンにまさかの敗戦、さらに18日のパリ・サンジェルマン(フランス)とのCL決勝トーナメント1回戦第1戦では0-4で完敗。チームは復調の糸口を探している状態にあると言える。

ハンブルガーSV 対 ドルトムント


17位に沈むハンブルクは今節、今季3人目の指揮官であるスロムカ新監督の初陣に臨む。スロムカ監督は今季前半戦まで指揮したハノーファーを2010年に降格の危機から救い、さらに欧州リーグにも2度導いた実績を持つ。ドルトムントには今季第5節で2-6で完敗し、その後、フィンク監督が解任された。デビュー戦を勝利で飾るには分の悪い相手だが、ハンブルクの過去6人の監督はデビュー戦で負けていないという興味深いデータもある。前節で足首を負傷した主将ファンデアファートは欠場する。

対するドルトムントは前節フランクフルト戦で3カ月ぶりにホームで勝利。2位レーバークーゼンに勝ち点差1まで迫っていることもあり、士気が高まっている。前節では得点ランキングをリードするMFオバメヤンとFWレバンドフスキが、いずれも2得点で好調ぶりをアピール。さらに今冬加入のMFヨイッチが途中交代からわずか17秒でゴールを決め、ブンデスリーガの最速ゴール記録を塗り替えた。低迷するハンブルクが相手のこの一戦では、アウェーながら勝ち点3を狙える。

メンヘングラートバッハ 対 ホッフェンハイム


前半戦を3位で終えたメンヘングラートバッハだが、後半戦では3敗1分と不調。前節ブレーメン戦では、1点リードで迎えた88分に同点弾を浴び、勝利を目前で逃した。今節はDFウェント(左ひざ内側じん帯断裂)が欠場するほか、DFヤンチュケ、MFアランゴ 、FWクルーゼ、MFヘアマンら主力多数の出場が危ぶまれている。

対するホッフェンハイムは前節シュトゥットガルト戦で4-1の勝利を収め、10位に順位を上げた。課題とされていた守備がようやく落ち着きを見せ、今後の浮上に期待がかかる。持ち味の攻撃は、前節でもFWシップロックが2ゴールを奪うなど好調だ。今節は守備的MFポランスキが累積警告で出場停止となるが、前節を欠場した同ポジションのルディの出場停止は解ける。

フライブルク 対 アウクスブルク


16位フライブルクは前半戦同様、残留争いから抜けられずにいる。しかし下位が混戦となっているため、12位フランクフルトとの勝ち点差は3、さらに最下位ブラウンシュバイクとの勝ち点差も3で、1試合毎に順位が大きく変動する可能性がある。チームの平均走行距離で121.9kmでリーグトップだが、1対1の競り合いでは勝率47.6%でリーグ最低。また枠内に放たれたシュート数が139本でリーグ最多である一方、決定機を逃した回数は17回でリーグ最少であるなど、極端なデータが目立つ。

対するアウクスブルクは前節を終えて勝ち点31の9位。開幕前は降格の有力候補に挙がっていたが、今は来季の欧州リーグ(EL)出場権でさえ狙える位置にいる。前節ニュルンベルク戦では、最後の30分に怒涛の反撃を見せるも、1失点に泣いた。後半戦では2勝1敗1分とまずまずの結果を残しており、今季本拠でわずか2勝のフライブルクに対しては勝利の公算が高い。前節欠場したFWエスワイン、FWボバディアは復帰する見込み。


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