第21節レーバークーゼン戦インタビュー

日本代表DFが所属するシャルケは2月15日、第21節でレーバークーゼンを下し4連勝。2位相手に敵地で勝ち点3を獲得したことの意味は大きい。74分に決勝点を奪い、チームを勝利に導いたFWが試合後、インタビューに答えた。


――シャルケはここ最近好調ですが、どうしてでしょうか?

フンテラー 後半戦初めの2試合と3試合目の前半は優勢に試合を進めました。ウォルフスブルク戦も最初は集中できていたのですが、途中から1人多い状況だったにもかかわらず、動きが遅かったり、いいかげんなプレーが目立ってしまいました。相手に流れが傾いた時間帯もありましたが、それでも最終的には勝つことができました。他の試合ではうちが本当に圧倒的だったと思います。レーバークーゼン戦では、賢い戦術がハマりました。コンパクトに守って、相手をバックパスするしかない状況に追い込んだんです。相手の方がボールタッチは多かったでしょうけど、それも予定通りです。ゴール前を固めて長いボールを出させるようにしたのもうまくいきました。

――決勝点はゴールに背を向けた状態で決めた素晴らしいゴールでした。

フンテラー 自分がニアポストに立っていることはわかっていました。だから額の左側にボールを当てて、あとはフィーリングです。

――長期離脱していたにもかかわらず、復帰してすぐに結果を残しています。今のチームの雰囲気はどうでしょうか?

フンテラー いつもそうですが、今は勝てているのでみんな満足していますし、余裕もあります。このままいければと思います。チームは一つにまとまっていますし、またさらに成長しています。いいことです。

――チームが良くなったという印象はありますか?

フンテラー もちろん。自分がいない間にボアテングといういい選手が入って来ました。彼とはこれまで一緒にプレーしたことがありませんでしたが、マイヤーと一緒に中盤をうまくまとめてくれています。ゴレツカも能力を示しています。彼はとても才能豊かな選手です。うちにはサンタナやコラジナッチなど、若くていい選手がそろっています。守備もいいですし、本当にいいチームだと思います。

――前半戦のシャルケは思わしい結果が得られませんでしたが、これからチームを助けられるという確信はありますか?

フンテラー 自分は復帰だけを考えてやってきました。チームメートとまた一緒にやれることが、とてもうれしいです。後半戦を4連勝で始めることができましたから、この調子で続けていきたいです。

――サッカーができることを楽しんでいるみたいですね。ですが、これからは難しい試合が続きます。

フンテラー もちろん素晴らしいことです。長くけがをしていると、ともかくサッカーをしたくなりますから。コンディションがいいというのは、とてもいい気持ちです。

――最近はこれまでの典型的なCFというイメージと異なり、変化に富んだ攻撃をするようになったようですが。

フンテラー そうですね。きょうはファルファンのいるサイドに行くことが多く、あまり真ん中にはいませんでした。相手ディフェンダーがあくまでディフェンスラインにとどまって、自分たちを追いかけてこないことはわかっていました。だから逆サイドのマイヤーと自分がゲームメーカーのポジションで一緒にプレーすることで、お互いにパスを交換することが可能になったわけです。後半はカウンターの場面では長いボールを多く入れるようにしています。自分は今の役割の方が気に入っています。ボールに触る機会が増えますから。このやり方がいい攻撃につながっていると思っています。

――今の調子を保つのは難しいようにも思えますが。

フンテラー うちの基本は毎試合、練習した戦術を実践することです。さっきも言ったように2試合半はうまくいきました。ウォルフスブルク戦の後半では思ったようにいきませんでしたが、それ以外は優勢に戦っていましたし、積極的に前へボールを運ぶことができました。レーバークーゼン戦では違った戦術を試して、チーム全員で引いて守り、カウンターからゴールを狙いました。そこでチャンスを作り、ゴールを奪ったところが、レーバークーゼンとの差ですかね。

――残り13試合での抱負を聞かせてください。

フンテラー 少なくとも4位には食い込みたいです。チーム内ではいつも4位にはなりたいと話しています。ただ思い上がらずに、今までやってきたことを続けていくことが肝心だと思っています。今後どうなるかは終わってみないとわかりません。これからマインツ、レアル・マドリード、バイエルンと試合です。1つひとつ大事に、そして真剣に戦っていきます。


聞き手 Tobias Gonscherowski(トビアス・ゴンシェロフスキー)