第20節ハノーファー戦インタビュー

日本代表DFのシャルケは2月9日に行われたブンデスリーガ第20節、本拠でハノーファーに2-0勝利を収めた。弱冠18歳ながらフル出場し、内田のアシストでチーム2点目を決めたMFが試合後、インタビューに答えた。


――ヘルト取締役は「きょうは今シーズン一番の出来だった」と言っていますが、どうですか?

マイヤー 力をフルに発揮できた、いい試合でした。それも今回は90分間ずっと。これまでは前半だけ、もしくは後半だけいいプレーができた試合が多かったですが、きょうは違いました。本当に集中して戦って、アグレッシブにプレーしたし、よく走ったし、ボールをよく回した。そこからチャンスを引き出し、勝つべくして勝ったという感じですね。

――後半戦開始から3戦全勝です。このようにうまくいったのはどうしてでしょうか?

マイヤー 冬季合宿でいろいろやって、そこでチームとしてまとまることができました。運動量についても改善があり、前半戦ではうちは走らない方のチームだったけど、それが変わりました。守備の意識が高くなって、みんなアグレッシブになったと思います。それに点の取り方は元々知っていましたから。

――ということは、その合宿中に今の躍進の秘密があるということですね?

マイヤー どの選手にとっても収穫が多かったと思います。合宿中はチームを良くするためにそれぞれが何をすべきなのか十分に考える時間がありました。その成果が今出ています。前半戦と単純に比較したら、かなり良くなっていますよね。

――ハノーファーとの試合を見ていると、チーム全体が楽しそうにやっているし、選手一人ひとりから自信がうかがえると思いました。後半戦いいスタートが切れることは予想していましたか?

マイヤー もちろん。それに3試合連続でこうもいい勝ち方をしたら、自信にもつながります。ハノーファーに対して、うちは優勢に試合ができました。でも大事なのはこのレベルを保つことで、次のレーバークーゼン戦でまたこういう試合ができたらと思います。

――DFヘーベデスとDF内田が離脱しましたが、常に誰かが負傷しても、なんとかするという強い意志を全員が持っているのでしょうか?

マイヤー うちは高い能力を備えた選手が十分にそろっているし、その穴を埋められるだけの若手選手が育ってきています。ノイシュテッターの代わりに入ったアイハン(19)は、素晴らしいプレーを見せたと思います。全員でサポートし合っていて、本当にいいチームが出来上がっています。もちろん内田の離脱は痛いですよ。彼は一流のディフェンダーですから。ノイシュテッターのけががそれほど重要でないのは運が良かったです。

――MFボアテングがチームはベテランもあなたのような若手から学ぶことができる、うまくミックスされた感じだと言っています。その逆に、あなたはボアテングのような選手から何を吸収できますか?

マイヤー 色々なことが手本になります。まずはピッチに立った時のカリスマ性。あとボールのさばき方はすごいですね。自分にとってもいいお手本です。

――きょうは自身の今季5得点目を挙げましたが、その得点シーンではFWフンテラーがボールをスルーしてくれました。

マイヤー フンテラーが試合に出ているのはすごくいいことです。彼の存在自体がチームのみんなを助けてくれます。あのシーンでは僕は彼の視界に入っていなかったはずですが、それが彼の素晴らしいところで、他の選手の存在に気づいて、ボールに触らずそのまま走らせる。自分はがら空きのゴールにシュートするだけでした。

――次の試合への抱負はさっき述べていましたが、あらためて土曜日のレーバークーゼン戦はどうなると思いますか?

マイヤー 2位との対決ですから、簡単な試合にならないことは確実です。同じレベルでの打ち合い、そして手に汗握る試合展開になるでしょう。うちはきょうのように集中してアグレッシブに戦いに挑みます。アウェーの試合ですが、うちにもチャンスはあると思っています。


聞き手 Dietmar Nolte(ディトマー・ノルテ)