第20節 指揮官の声
マインツのトゥヘル監督「後半は何かが足りなかった」
フランクフルト 3-0 ブラウンシュバイク
【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】ブンデスリーガ第20節では、日本代表DF内田篤人のシャルケが本拠で同DF酒井宏樹のハノーファーに2-0で快勝した。後半戦に入って2連勝の清武が所属するニュルンベルクは本拠でバイエルンに0-2で敗れた。以下に試合後の各監督のコメントをまとめて紹介。
フェー監督(フランクフルト) リスクを冒してプレーして、点が取れて報われた。前回のホーム試合よりも攻撃的に、大胆にプレーできた。追加点の後は試合は決定的だった。後半も何度かチャンスがあったしね。
リーバークネヒト監督(ブラウンシュバイク) フランクフルトに1部残留のお祝いを言いたい。こういう試合で早く失点すると難しい。前半の追加点は決定的だった。
ハンブルク 0-3 ヘルタ
ルフカイ監督(ヘルタ) 私たちの課題をよくこなして、よく動いた。勝利はチームにとっていいものだ。安定していると思う。
ファンマルワイク監督(ハンブルガーSV) たくさんのことをして、たくさん走ったが変なファウルをしてしまった。これが相手を強くした。PKを一度跳ねのけたら、メンタルでも強くなるはずだ。あのCKで先制点を与えてしまったのは信じられない。私は監督を続けるし、諦めない。私には責任がある。
ウォルフスブルク 3-0 マインツ
ヘッキング監督(ウォルフスブルク) マインツはとても強く出てくると分かっていた。前半は失点しないことが重要だった。1点とった後は自信がついたと思う。
トゥヘル監督(マインツ) 前半はよ良かった。20分くらいから試合にうまく入った。前線で決定的なチャンスがあったわけではないが、2度大きなチャンスもあった。後半は何かが足りなかった。最初の失点は自分たちのミスもあった。これは決定的だった。
メンヘングラートバッハ 0-1 レーバークーゼン
ファーブレ監督(メンヘングラートバッハ) またレーバークーゼンに負けた。レーバークーゼンはカウンターが非常に強い。やりたいことが多すぎて忍耐が足りなかった。
ヒピエ監督(レーバークーゼン) この結果で満足しないと。前半は物足りなかった。後半はうまくやれた。孫(ソン)は素晴らしいゴールを決めた。
ニュルンベルク 0-2 バイエルン
グアルディオラ監督(バイエルン) ここ6年間でバイエルンがどうしてニュルンベルクで1度しか勝てていないか、すぐに理解できた。ニュルンベルクはとても攻撃的で集中してプレーしていて、とても速い攻撃の中で2、3度チャンスがあった。うちが2点とってからは楽になった。
フェルベーク監督(ニュルンベルク) 最初の20分、25分はうまくできたしチャンスもあった。バイエルンが1度のチャンスでゴールを決めるというも質が高いということだ。失点のあとはリズムをつかめなかった。前半に力をかなり使った。
ブレーメン 1-5 ドルトムント
クロップ監督(ドルトムント) うちのチームにとっては素晴らしい試合だった。毎週こういうゲームを見たいし、また見られることを願っている。プレッシャーもとても強く行けたし、批判はあまりないね。
ドゥット監督(ブレーメン) 最初の失点をしてからは止められないものがあった。先週、選手の戦う姿勢とメンタルを批判したが、きょうはこの限りではない。この結果は痛い。
フライブルク 1-1 ホッフェンハイム
シュトライヒ監督(フライブルク) この試合では戦うという感じがなかった。先制点を取った後は3、4回チャンスがあった。最終的には勝てなかったのは公平とは言えない。
ギスドル監督(ホッフェンハイム) 戦った感じがしない試合だった。失点したあとは難しかった。普通なら負けるところだ。しかし点を奪い取ることができたと思う。
シュトゥットガルト 1-4 アウクスブルク
シュナイダー監督(シュトゥットガルト) きょうのプレーは論外だ。相手の勝利は当然。とても残念で、とりあえず消化しないと。ファンに謝らないといけない。10分の間に試合を相手に献上してしまった。自信があるかないかだ。若いチームなので安定感がない。
ワインツィアル監督(アウクスブルク) 入りはとても悪かった。本当なら失点していたかもしれない。先制点はチームにいい影響を与えた。決定的なのはきょうのうちに見られたような考え方だ。
シャルケ 2-0 ハノーファー
ケラー監督(シャルケ) 前半は特にうまくプレーできた。合宿でたくさん話し合って努力した。チームは人間関係を深めることもできたし、この3試合でそれが見受けられた。
コルクト監督(ハノーファー) 前半は1、2度を除いてうまくポジショニングできていた。2度は空間をうまく作れなかった。そこから失点した。これまでのようにチャンスで冷静に決めきれなかった。前方へのパスも丁寧ではなかった。しかし、退化したわけではない。いい場面もたくさん見られた。