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後半戦開幕 13~15位を分析

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シリーズ第2弾 降格圏すれすれの3チームの課題と展望

ブンデスリーガは1月24日に約1カ月間の冬季リーグ中断期間が終了し、2013/14シーズンの後半戦が幕を開けた。bundesliga.comはリーグ再開に伴い、各クラブの現状を分析した。シリーズ第2弾では13位から15位に位置するチームの課題と展望を紹介する。

チーム状況

前半戦で目立たなかったバラスとフランツァを放出。代わりに昨季ハンブルクで高い得点力を見せたFWルドネフスを期限付き移籍で獲得した。DFパンダーは合宿中にひざのけがを再発し、途中でドイツに帰国。DFフェリペとFWヤコナンもまだけがが完治しておらず、試合に出られる状態ではない。


課題

前半戦はチーム得点が23点にとどまった上に、うち9点はセットプレーから決まったものだった。得点力の向上が急務で、ゴールゲッターFWルドネフスの獲得は妥当な補強策といえる。ことしの強化試合3戦でわずか2点しか取れなかったことは、大きな不安要素。守備面でも31失点、さらに相手チームに与えた決定的なゴールチャンスが38回と多く、改善の余地がある。


展望

これ以上の離脱者が出なければ、順位表中盤まで浮上する戦力を持ち合わせている。すべては新監督がその潜在能力をどこまで引き出せるかにかかっている。

チーム状況

合宿中、負傷者の続出でまともにプレーできる選手が16人まで減り、ファンマルワイク監督は最終日の練習を中止せざるを得なかった。とりわけ十字じん帯断裂で今季絶望となったMFバイスターの不在は痛い。代役として獲得されたベンフィカ・リスボン(ポルトガル)のFWジョン(写真左 ©Imago)が、前半戦で全10点に絡んだバイスターの穴を埋めることができるかは未知数。MFブイ(元ユベントス/イタリア 、写真右 ©Imago)も期限付きで移籍で加入したが、バイスター、MFデミル、DFジュルー、DFウェスターマン、MFアースラン、DFソービヒ、FWラソッガ、GKアードラーの欠場を完全に補うことは難しいだろう。

課題

38失点はホッフェンハイムに並びリーグ最多。ハンブルガーSVがこれほど多く失点したのは、1987/88シーズン以来となる。ホームでも力が発揮できず、獲得した勝ち点はわずか7。上位チームにことごとく敗れていることも勝ち点が伸びない理由の1つだろう。


展望

スポーツディレクターのクロイツァー氏は「勝ち点16で14位というスタートラインは厳しい。残留争いという言葉は嫌いだが、真剣に取り組む必要がある」と胸の内を語った。後半戦最初の対戦相手はシャルケで、前半戦では3-3で引き分けた。

チーム状況

フェー監督もEL出場がブンデスリーガでの成績に悪影響を及ぼしたことを認めている。冬季リーグ中断期間に選手層を厚くするため、DFマードルング(写真 ©Imago)とMFワイスを獲得した。半月板の手術を受けたDFツェロッツィは、回復にまだ時間がかかる見込みだ。


課題

課題はやはりホームでの弱さ。前半戦はホームで1勝もできなかった。相手チームがフランクフルトの鋭いカウンター対策を徹底しているため、フランクフルトは縦パスからのゴールがいまだにない。

展望

入れ替え戦に回る16位との勝ち点差はわずか1点で、いつ降格圏に転落してもおかしくない位置にいる。強化試合でも良い結果は得られず、後半戦の出だしは厳しい戦いになるだろう。今季開幕戦ではヘルタに1-6で完敗したこともあり、第18節の対戦には注目が集まっている。


シリーズ第6弾 1~3位のチームを分析
シリーズ第5弾 4~6位のチームを分析
シリーズ第4弾 7~9位のチームを分析
シリーズ第3弾 10~12位のチームを分析
シリーズ第1弾 16~18位のチームを分析