男子世界最優秀監督にインタビュー

【チューリッヒ(スイス)発・bundesliga.de編集部】バイエルン前監督のハインケス氏が2013年の世界最優秀クラブ監督に選出された。ドルトムントのクロップ監督や2013年6月までマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)の監督を務めたファーガーソン氏に大差をつけての受賞となった。

ハインケス氏がbundesliga.deとの独占インタビューで受賞の喜び、惜しくも男子世界最優秀選手(FIFAバロンドール)の受賞を逃したリベリ、そしてFIFA/FIFProベストイレブンについて語る。


――世界最優秀監督というタイトルの受賞にはどんな意味がありますか。

ハインケス氏 私のキャリアの一番最後にいただくものなので、大変な栄誉で特別な賞です。とてもうれしいです。これは一個人に与えられる最も価値のある賞です。でもチームとの素晴らしい団結がなかったら、きっと受賞できなかったと思います。

――受賞を聞いた時はどんな反応をされたんですか。

ハインケス氏 うれしくてはしゃぐという年齢は過ぎてしまいましたが、5年、10年前だったらきっと天井に届くくらい飛び上がって喜んだと思います。

――ファーガーソン監督について一言お願いします。

ハインケス氏 彼はマンチェスター・ユナイテッドですばらしい功績を残しました。あんなに長くヨーロッパの頂点にとどまったのだから尊敬されて当然です。心から尊敬しますよ。

――ドルトムントのクロップ監督についてはいかがですか。クロップ監督はハインケス監督に選出前にすでにお祝いを述べていたそうですが。

ハインケス氏 心からの祝福してもらいましたが、もう少しゆっくり話がしたかったです。彼はとてもいい仕事仲間でした。彼には、まだ若いしいつか今の私のように栄光を受けることができるだろうと言いたいです。まだ充分時間がありますよ。

――FIFAバロンドールを逃したリベリ選手ですが、監督としても悔しい気持ちはありますか。

ハインケス氏 彼はすぐに立ち直って、ことしまた素晴らしい活躍をバイエルンですると確信しています。彼は2013年、FIFAバロンドールの受賞に値する素晴らしい活躍をしましたので、受賞できなかったのはもちろんとても残念なことです。ですがバイエルンには他にも受賞に値する選手がいます。例えばラームはここ何年も安定して世界レベルのプレーをみせていますからね。

――リベリは3位だったんですが、ご存知でしたか。

ハインケス氏 3位? 知りませんでした。絶対に2位だったんだろうと思っていました。でもこういうことはしっかりと受けとめて、敬意を払わないといけないと思います。2013年の欧州最優秀選手というだけでも素晴らしいことです。ただ、本当に残念ではありますけどね、彼に是非とも受賞してほしかったです。

――FIFA/FIFProベストイレブンにバイエルンから3選手と、バルサ(スペイン)から4選手が選ばれましたが、いかがでしょうか。

ハインケス氏 バイエルンから3選手も出たことは喜んでいます。昨シーズンの功績から考えて当然と言えます。ブンデスリーガ史上こんなに強烈な印象を与えたチームはなかったと思います。でも私としてはこのFIFA/FIFProベストイレブンにロッベンとミュラーを加えたかったなと思います。そしてドルトムントからレバンドフスキとギュンドアンも選出されてもよかったと思います。

――バイエルンはまたリーグ優勝するでしょうか。

ハインケス氏 すると思います。今季はゲッツェとティアゴの獲得でさらに補強しましたし、この夏にはレバンドフスキも加わります。バイエルンは世界的有数の強豪ですよ。

聞き手 Alexis Menuge(アレクシ・メヌージュ)