ドルトムントは離脱者の続出に耐えかね、無所属となっていたフリードリヒを急きょ獲得した
ドルトムントは離脱者の続出に耐えかね、無所属となっていたフリードリヒを急きょ獲得した

助っ人 フリードリヒ

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前半戦を振り返る(9)

現役引退寸前から晴れ舞台へ

ブンデスリーガ2013/14シーズンは2013年12月22日、第17節をもって前半戦が終了(シュトゥットガルト対バイエルンのみ2014年1月29日に延期)。結果はバイエルンがクラブ史上19度目の首位通過を決めた一方、開幕前に第2の優勝候補と目されたドルトムントは、離脱者の続出に悩まされ4位にとどまっている。日本人所属のクラブに関しては細貝のヘルタが6位と、内田のシャルケを抑えてトップに立った。以下、今季前半戦で最も印象的だった10のトピックをシリーズで紹介する。


離脱者の続出により、前半戦途中から危機的状況に陥ったドルトムント。特にディフェンスラインは控えの選手を総動員しても人手が足りない状況となり、クロップ監督は今季から無所属となっていた34歳の元ドイツ代表DFの獲得に踏み切った。

フリードリヒの加入がチームを救ったとは言い難い。出場した4試合で、チームは1勝2敗1分と負け越している。しかし、半年間実戦から離れていた選手に即戦力としての活躍を期待するのは無理があるだろう。後半戦ではコンディションが戻り、マインツおよびレーバークーゼンで培った豊富な経験が生きてくるに違いない。一度は現役引退寸前まで追い込まれたフリードリヒだが、助っ人としてドルトムントで果たす役割は大きい。


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