第16節 指揮官の声
ハノーファーのスロムカ監督「同点に追いつくには運が必要だった」
ハノーファー 3-3 ニュルンベルク
【ミュンヘン発・bundesliga.de 編集部】ブンデスリーガ第16節で、首位バイエルンは本拠でハンブルクに3-1で勝って8連勝となった。さらにシーズンをまたいで41戦無敗とリーグ記録も更新している。以下に試合後の各監督のコメントをまとめて紹介。
スロムカ監督(ハノーファー) 先制された後、ダムが崩壊したかのようになった。集中力も秩序もなくなった。真っ暗で、チームにすごいプレッシャーがかかっているのが感じられた。同点にするのには運が必要だった。でもチームも粘り強さをみせてくれた。
フェルベーク監督(ニュルンベルク) 前半の最後の20分、25分はとても良かった。後半も何度かチャンスがあったし、少し押されていたくらいだった。選手をまた元気づけるのが私の役目だ。
マインツ 0-0 メンヘングラートバッハ
トゥヘル監督(マインツ) 失点を防ぎ抜くために、全てが、そしてとてもたくさんのことが必要なことだった。たくさんの勇気と自信が必要だった。一番重要だったことは、試合を通して100%集中できていたことだ。10秒や15秒気を緩めただけでも相手に点を取られるからね。そしたらおそらく負けていた。だからこの勝ち点1はとても貴重だと思うよ。十分な結果だ。
ファーブレ監督(メンヘングラートバッハ) 0ー0でいい。マインツはうまくプレーしたし、とてもよく統制がとれていた。スペースを見つけるのが難しかった。でもうちのチームもいいゲームをした。全体的には勝ち点1で満足だ。
バイエルン 3-1 ハンブルガーSV
グアルディオラ監督(バイエルン) 選手はもうすでに頭の中で休暇とモロッコについて考えていたのかもしれない。後半はちょっと問題があった。マンチェスター戦のように簡単にボールを失った。いい選手がいるんだから、そういうプレーは出てこないようにしないと。2013年はFCバイエルンにとって信じられないような年だった。モロッコに行って、次なるタイトルを狙いたい。
ファンマルワイク監督(ハンブルガーSV) もし先週きょうのようにプレーできていたら、勝ち点3を手に入れていただろう。でもおそらく世界一のチームに勝つのは難しい。勇気を持って戦わないとね。後半の方が良かった。もう少しで勝ち点1をとれたかもしれなかった。最後の最後で足りない部分があった。なので満足はできないね。
ホッフェンハイム 2-2 ドルトムント
ギスドル監督(ホッフェンハイム) サッカーの見本となるチームから勝ち点1を取れた。とても速いテンポのゲームだった。この勝ち点は戦い抜いて勝ち取ったものだ。
クロップ監督(ドルトムント) とても濃い試合だった。うちのチームは試合を通して勝ちたいという意志をみせつけた。前半は少し不運だった部分がある。最後は勝ってもよかったけど、負けたかもしれなかった。
アウクスブルク 4-1 ブラウンシュバイク
ワインツィアル監督(アウクスブルク) 勝ったのは当然といえる。試合にはうまく入れなかったが、先制したのがよかった。後半は失点を防いでうまく勝ち切れた。順位は今とてもいい。降格圏から勝ち点で13点差をつけられたのは素晴らしいことだ。
リーバークネヒト監督(ブラウンシュバイク) この試合はうちの典型例だ。最初の20分は良かった。PKの前も個人個人のミスがあった。この後も10分ぐらいは今まで見たことがないくらい混沌としていた。ファンの我慢もここまで。これからは厳しい状況になることを覚悟しないとね。
ヘルタ 3-2 ブレーメン
ルフカイ監督(ヘルタ) 常に良かったわけじゃない。分からない試合展開だった。幸い、リードを守れた。
ドゥット監督(ブレーメン) 我々のゴールに近づいてくる全てのボールが危険なボールだった。アウェーではいつも3点取れるわけじゃない。我々は厳しい状況に置かれている。
ウォルフスブルク 3-1 シュトゥットガルト
ヘッキング監督(ウォルフスブルク) 最後のホームゲームとしては願い通り素晴らしい締めだった。ここ数週間に比べるとあまりゲームの組み立て方がはっきりしていなかったけど、チームはよくやった。勝ったのにも納得できる。GKベナーリオは2度も2ー1を守ってくれた。
シュナイダー監督(シュトゥットガルト) 負けてがっかりしている。いいゲームをしたけど、決定的な場面で運がなかった。チャンスをたくさん作り出せたが、決められなかった。そこがウォルフスブルクとの差だ。
シャルケ 2-0 フライブルク
ケラー監督(シャルケ) ベストなゲームができなかった。前半はみんな良くなかった。でも今まで不運な状況があったから、きょうは私たちに運があったんだと思う。勝ててよかった。勝利はクラブ全体にとっていいことだからね。
シュトライヒ監督(フライブルク) 今季25試合目の試合をやって、みんなぎりぎりのところでやっているのでアマチュアの選手を入れていかないといけなかった。限界の試合だった。ちゃんと対抗する力がもうない。後半戦では、不可能を可能にしていかないと。
レーバークーゼン 0-1 フランクフルト
ヒピエ監督(レーバークーゼン) 前半自分たちのレベルでゲームができなかった。ペースが遅すぎたし、動きも少なかった。後半は良くなったがゴールが決まらないと試合には勝てないよね。
フェー監督(フランクフルト) 前半はいいポジショニングで相手に攻撃する隙を与えなかった。後半はちょこちょこと攻撃して、点を取れた。最後は運もあったし、うまくやって時間を使えた。来年は試合数は減らないが、降格しなければ今季何かを学び取れるだろう。