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ニュルンベルクの長谷部(左)は「後がないので勝たないと」と危機感を漂わせる
ニュルンベルクの長谷部(左)は「後がないので勝たないと」と危機感を漂わせる

長谷部、清武、岡崎の3選手が顔合わせ

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第15節初日はニュルンベルクが本拠でマインツと対戦

ニュルンベルク 対 マインツ

ブンデスリーガ第15節は12月6日、日本代表MFと同MFが所属するニュルンベルクと同FWのマインツの一戦で幕を開ける。


ニュルンベルクは今季、6敗8分といまだに勝ち星がない。開幕からの14試合で勝利を挙げられなかったのは、過去に1977/78シーズンの1860ミュンヘン(現在2部リーグ)と1994/95シーズンのデュイスブルク(現在3部リーグ)だけだ。しかし、両チームはともに第15節で初勝利しており、もし今回ニュルンベルクが負ければ、不名誉な記録を更新してしまうことになる。現在、順位は自動降格となる17位まで落ち込んでおり、残留を目指す上でこれ以上の足踏みは許されない状況だ。

選手の危機感も最高潮に達しているようで、長谷部も前節レーバークーゼン戦の後「(次節は)相手は関係なく、後がないので負けるわけにはいかない」と話した。対戦相手に許したシュート数がリーグで2番目に多く、逆に作ったチャンスが最も少ないというデータは、チーム状況をよく反映している。それにリーグ最多のシュート12本がゴールの枠を直撃するという不運も重なった。第10節から指揮を執るフェルベーク監督は、就任からの5試合でわずか勝ち点2を獲得するにとどまっているが、戦力で同等とみられるマインツとのこの一戦では、初勝利を狙っているはずだ。ここ3試合に右MFでフル出場していたフォイルナーは体調を崩し出場が危ぶまれている。長谷部、清武はともに先発するとみられる。

一方、マインツは前節でドルトムントに敗戦したものの、昨季の欧州チャンピオンズリーグ準優勝チームと接戦を繰り広げた。正GKハインツ・ミュラーが第11節で負傷して以来、戦列を離れているが、その穴は20歳のカリウスがしっかり埋めている。カリウスはU15ドイツ代表に選出され、15歳でシュトゥットガルトからマンチェスター・シティ(イングランド)に移籍。2011年に同セカンドチームからマインツへ移籍した将来有望な選手だ。今節からベテランのベトクロの出場停止が解けるが、ゴールは引き続きカリウスが守ることになるだろう。前節、手でシュートを防ぎ一発退場となった主力MFソトは、この試合では出場停止となる。

岡崎は今季、すでに2度も1試合2得点を達成しており、1ゴールに終わった昨シーズンとはまったく違う顔をみせている。前節ドルトムント戦では無得点だったが、失点がリーグで3番目に多いニュルンベルクが相手となるこの一戦では、今季6点目に期待してもいいだろう。日本代表の3選手が顔を合わせる注目の一戦で、最も輝くのはどの選手になるか。1人ひとりのプレーから目が離せない。