ヘルタの細貝は古巣アウクスブルクと対戦

ブンデスリーガ第14節2日目は11月30日、日本代表DF内田篤人のシャルケが本拠地で同DF酒井高徳のシュトゥットガルトと対戦するほか、各地で下記の5試合が行われる。


マインツ 対 ドルトムント


日本代表FW岡崎慎司マインツは本拠地にドルトムントを迎える。岡崎は前節、今季2度目の1試合2ゴールを果たし絶好調。チームもこのところ4戦3勝で7位まで順位を上げ、欧州リーグ出場が可能になる6位に近づいている。前節に引き続き正GKハインツ・ミュラー(腰の負傷)、さらに2番手GKのベトクロ(出場停止)が欠場するが、3番手で20歳のカリウスは前節ブレーメン戦で何度も好セーブをみせた。今節も心配する必要はないだろう。相手は格上のドルトムントだが、今季はメンヘングラートバッハとウォルフスブルクに敗戦を喫している。マインツにもチャンスはあるだろう。

対するドルトムントは2連敗中。前節で首位バイエルンに敗れ、勝ち点差を7まで広げられた。3位に転落しており、今後優勝争いを続けるためには、勝ち点の取りこぼしは許されない。しかし敵地ではここ4試合で1度しか勝っておらず、今回も分は悪い。ドルトムントのクロップ監督は選手、監督としてマインツに合計18年間所属した経歴を持つ。本人が、今でもリーグ戦34試合中32試合はマインツを応援している、と話すようにマインツへの思い入れはいまだ強い。愛するチームとの対戦にどう臨むのかも見どころの一つだ。


ヘルタ・ベルリン 対 アウクスブルク


日本代表MF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンは、ホームでアウクスブルクとの一戦に臨む。この対戦は細貝、そしてヘルタのルフカイ監督の両者とって古巣対決となる。同監督は昨季、ヘルタで1部昇格を実現したが、2010/11シーズンにはアウクスブルクを1部に導いている。ルフカイ監督なしにはありえなかった対戦カードということができるだろう。

ヘルタは直近4試合で3敗しているが、相手はバイエルン、シャルケ、レーバークーゼンといずれも欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場する強豪だった。すべての試合で善戦していることを考えると、チーム状態はいいといえる。アウクスブルクは今季、過去に例を見ないペースで勝ち点を獲得しているが、今節はMFハーンが累積警告で出場停止となる。今季4得点で、1対1での強さや豊富な運動量で攻撃に貢献する同選手の欠場は痛手だ。ヘルタにとっては目標とする残留の早期確定に近づく大チャンスだろう。


レーバークーゼン 対 ニュルンベルク


日本代表MF長谷部誠と同MF清武弘嗣ニュルンベルクは今季、13試合を終えていまだに勝ち星なし。5敗8分と引き分けが多いのが特徴で、どうしても勝ちきれずにいる。チームとしては一刻も早く1勝目が欲しいところだが、対戦相手のレーバークーゼンはリーグ2位の難敵だ。27日に行われたCLのマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦で0-5と惨敗したとはいえ、ニュルンベルクにとっては格上になる。まずはいかにして勝ち点を取るかが焦点となるだろう。前節に途中出場して同点弾を決めたエースのFWギンツェックは先発に復帰するとみられる。


バイエルン 対 ブラウンシュバイク


前節でドルトムントを下し、首位の座を固めたバイエルン。今季はこれまで11勝2分と圧倒的な強さをみせており、リーグ戦ではシーズンをまたいで38戦無敗だ。本拠地に最下位のブラウンシュバイクを迎える今節は、勝利確実といってもいいだろう。大差での敗戦を避けたいブラウンシュバイクが、いかにして失点を抑えるかに注目したい。


ホッフェンハイム 対 ブレーメン


ホッフェンハイムは本拠地でブレーメンと対戦する。過去の戦績だけを見れば、6勝2敗3分と大きく勝ち越しているブレーメンに勝機がありそうだ。前節終了時点でホッフェンハイムは14位、ブレーメンは12位と目標を下回る順位に甘んじており、いずれのチームも上昇の糸口を探している状態にある。負けられない2チームによる熱戦が予想される。