ヘルタの細貝、ニュルンベルクの長谷部は古巣と対戦

ブンデスリーガ第13節2日目は11月23日、ドルトムントが本拠地でバイエルンと対戦するほか、各地で下記の5試合が行われる。


アイントラハト・フランクフルト 対 シャルケ


過去16試合で満員にならなかったのがたったの1回だけという人気の対戦カード。今回も白熱の試合展開を期待したいところだが、日本代表MFのアイントラハト・フランクフルトはここ7戦勝ち星がなく、目下3連敗中。今季これまでの獲得勝ち点は10と、同時期ですでに勝ち点23を挙げていた昨季との違いは明らかだ。順位も残留に黄信号が灯る15位まで落ちている。復調のきっかけが欲しいが、格上シャルケが相手の今節はまずは勝ち点獲得が目標になるだろう。

今季6試合の先発にとどまっている乾は、ひざに痛みを抱えるエースのマイヤーが欠場することになれば、先発する可能性が高い。ブンデスリーガではいまだに得点、アシストともにゼロだが、悪い流れに終止符を打ちたい。

対する日本代表DFのシャルケは直近5戦で4勝を収めている。特にボアテングの活躍は目覚ましく、前節ブレーメン戦では0-1の状況から2得点し、1人で試合をひっくり返した。不調フランクフルトとの今節では、今季初の3連勝を狙う。内田は右SBでの先発がほぼ確実で、乾が出場した場合は同サイドでの日本人対決が実現するだろう。


ヘルタ・ベルリン 対 レーバークーゼン


日本代表MFが所属するヘルタ・ベルリンは、第10節で首位バイエルン相手に、第11節ではシャルケ相手に善戦。最終的には連敗したが、ブンデスリーガの上位組とも戦う力があることを示した。今回の対戦相手も格上のレーバークーゼンだが、試合当日の調子次第では下剋上も十分考えられる。今季5得点2アシストのベンハティラは、20日の練習を中断したものの、この試合には出場する見込み。7得点のFWラモスとともに勝敗を左右する選手になるだろう。

対するレーバークーゼンは第4節以降、3位を堅持している。第11節ではブラウンシュバイクにまさかの敗戦を喫したが、前節ではハンブルク相手に5得点を奪い、高い決定力を示した。7ゴールのFWキースリングおよびMFサム、そして前節で3ゴールを決めたFW孫(ソン)らは絶対的な得点源であり、中盤の底でこれらの選手と対峙することになる細貝の役割は大きい。細貝が昨シーズンまでプレーした古巣との対戦で、良く知る相手をいかに抑えるかに注目だ。


ニュルンベルク 対 ウォルフスブルク


日本代表MFと同MFのニュルンベルクは今季、いまだに勝ち星なし。開幕時に降格の第1候補とみられていたブラウンシュバイクにでさえ、順位で上をいかれている状況だ。フェルベーク新監督の就任以降、試合内容に改善があったのは各方面で認められているが、肝心の結果が伴っていない。今回の相手は4連勝中のウォルフスブルクだが、残留を目指す上でこれ以上の足踏みは許されない。前節でドルトムントを破った相手にどれだけ食い下がれるか。長谷部にとっては初の古巣対決となる。また昨年12月までニュルンベルクで指揮を執っていた現ウォルフスブルク監督のヘッキング氏との再会も見どころの一つだ。


アウクスブルク 対 ホッフェンハイム


第12節を終えて4勝7敗1分の13位アウクスブルクと3勝5敗4分の12位ホッフェンハイムの対戦。勝敗数こそ違うが、勝ち点13で並んでいる。アウクスブルクはこれまで1試合で3得点以上したことがない地味なチームだが、接戦をものにして勝ち点を積み上げてきた。対するホッフェンハイムはリーグ2位の得点力を誇っている一方で、失点数も2番目に多い。性質のまったく異なる2チームの一戦がどういう展開になるのかに注目したい。


ブラウンシュバイク 対 フライブルク


ブンデスリーガでの両チームの対戦は初めて。昨シーズンのDFB杯2回戦で実現した前回同カードでは、フライブルクが1部所属チームの意地をみせ、当時2部に所属していたブラウンシュバイクを2-0で下した。勝ち点8で並び、16位と17位を占める両チームの直接対決は、残留争いの行方を占う一戦になるに違いない。


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