第13節ドルトムント対バイエルンの結果を酒井高、ヒッツフェルト氏、ブッフバルト氏が予想

ブンデスリーガ第13節2日目の11月23日は、第12節を終えて首位のバイエルンとそれを勝ち点差4で追うドルトムントが対戦する。同カードは近年、両チームがブンデスリーガで激しい優勝争いを繰り広げてきたことから、ドイツ国内では他カードとは一線を画す注目度を誇ってきた。しかし今回は、両チームが昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を果たし、欧州No.1の座を争ったことにより、これまで以上に注目度が高まっている。

シュトゥットガルトに所属する日本代表DFは第12節フライブルク戦の後、両チームの印象を次のように語った。

「バイエルンは簡単に言うと、試合巧者でどんなパターンでも持ってるというか、速攻もイケるし、つないでからもイケる。もちろん個々の選手の能力も高いし、全体的に見たレベルの高さを感じるのがバイエルン。ドルトムントはドルトムントでもちろんレベル高いけど、ボール回しの恐さってよりは、やっぱりスピード感あるカウンターとか、攻撃のスイッチが入ったときの縦への速さだったり。個人の能力ってのは、この前(第11節、シュツットガルトは1-6で敗戦)やってレベルが違うなっていう。やられ方も簡単だったけど、レベルがちょっと違うなって思ったし、中盤でのプレッシャーもすごい速い。スピーディーさっていうかドイツ特有の試合展開をハイレベルでできるのがドルトムントだと思う。どちらかの形がうまくハマったら、ハマったほうが勝つと思う。もちろん90分戦わないと分からないけど、前半でどちらが先に自分のサッカーを展開できるかで勝敗が決まる」。

酒井自身は両チームに一度も勝ったことがない。今季はまだバイエルンと対戦していないため、現状を比較することはできないが、今回はバイエルンに分があるとみているようだ。試合を観戦するかという質問には「そりゃ見ますよ。みんな見ると思いますよ。俺が見なくてもみんな見てるから、俺も見ると思うし」と目を輝かせた。

スイス代表のヒッツフェルト監督は、バイエルン、ドルトムントの両チームでブンデスリーガ優勝およびCL優勝を果たした人物。両チームをよく知る同氏は以下のように語る。

「これまでにバイエルンほど(CLでの)タイトル防衛に近かったチームはなかったんじゃないでしょうか。バイエルンはまだまだ限界に達していないですから。いまだに成長段階で、窮地に追い込まれたときにもいろいろ打開策を持っています。もしタイトル防衛を果たすクラブがあるとしたら、それはバイエルンでしょう」。(このインタビュー動画へ

「ドルトムントは国内に限らず、ヨーロッパの舞台でもバイエルンの最大のライバルだと思います。敵はレアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドといったチームではなく、ドルトムントなんです。バイエルンはドルトムントをすごく苦手としていて、負ける確率は他のチームよりも高いですよ」。(このインタビュー動画へ

日本でも監督経験のあるブッフバルト氏は「両チームに優劣をつけることはできませんね。ドルトムントがホームですが、バイエルンはそれを乗り越える力を持っていますし、2ー2とでもしておきましょうか。互角の戦いでドローです」(このインタビュー動画へ)と引き分けを予想した。

バイエルンはブンデスリーガでは1年以上負け知らず。タイトル奪還を狙うドルトムントとしては、絶対に負けられない一戦になるだろう。