第12節ブレーメン戦インタビュー

日本代表DFが所属するシャルケは11月9日、本拠で行われた第12節ブレーメン戦で見事な逆転勝利を収めた。前半はチャンスを作りながらも決めきれず、逆に先制されるという嫌な流れだった。しかし0-1で迎えた64分、チームの精神的柱となっているがヘディングで同点弾を押し込むと、終盤の85分にも同じ形で逆転弾を決め、またしてもシャルケを勝利に導いた。以下にボアテングの試合後のインタビューを紹介。


―― きょうは自身の2ゴールでシャルケを勝利に導いた。

ボアテング しかも両方ヘディングで決めました。これまで頭で1試合2点決めたことはなかったので、初めてです。ですが、あれだけいいクロスが来たら、ゴールを決めるのは簡単ですよね。

――終始目立っていたというわけではなかったが、2ゴールで一気に試合を決めた。

ボアテング こういったことが自分には期待されているんだと思います。うまくいく試合ばかりではないので、個人的に苦戦することもあります。きょうはとりあえず90分間プレーできたことが何よりです。2ゴールは言ってみればおまけですね。チェルシー戦で負けたあとのきょうの試合で逆転できたのは、本当にうれしいです。

――ドルトムント、チェルシーに負けたことで、この試合に対するプレッシャーは強かった?

ボアテング ウチは常に強いプレッシャーの中でやってますけど、それが今回みたいにチャンピオンズリーグで負けた後はいつも以上になります。ですがチームがうまくこの状況を乗り越え、それできょうは勝つことができました。自信を持って臨めば、勝機を引き寄せることができると思っています。

――1点リードされた時、不安にはならなかった?

ボアテング 不安にはなりませんでしたね。チャンスは作ってましたから、あとは決めるだけだなと思ってました。前半で2、3点取れてもおかしくなかったし、ハーフタイムでもそれを話しました。守備も攻撃も良かったし、あとは本当にゴールだけでした。同点にさえできれば、こっちに流れが来るという確信がありましたね。

――スタジアムの雰囲気については?

ボアテング サポーターは1点リードされた時点でガッカリしたと思いますよ。ですけど、選手がみんな一生懸命戦って、走ってと気迫をみせたら、応援もまた力強くなりました。こういうファンのリアクションは理想ですし、それに対して選手も応えなければなりません。

――この試合で右サイドのが復帰したが、自身はこれからはワントップでの出場が増えるのでは?

ボアテング ソロイといういいFWがいるので、そうはならないと思います。彼はきょうもすごく頑張っていました。ゴールを決めるだけじゃなくて、積極的にビルドアップに関わってFKを取ったりするのもソロイの強みです。チームに欠かせない選手です。

――競り合いの後にひざを痛がっている場面があったが。

ボアテング ひざをぶつけたんですが、心配の必要はありません。そうでなければ、90分間プレーしませんから。2日間しっかり休んで、代表に合流します。

――ガーナ代表は負担になっているのでは?

ボアテング 負担ではありますが、これは僕に限った話ではありません。代表でプレーできるのはうれしいことですし、ワールドカップのことを考えるとすごくワクワクしますね。代表チームにはコンディションを見てくれる専属トレーナーが付いて来るので、特に問題はありません。

――ガーナのW杯出場のチャンスは?

ボアテング エジブトには第1戦で6-1で勝っていますから、これでW杯出場を決められなかったらガーナに帰れませんね。カイロでの第2戦は勝ちに行きます。

Dietmar Nolte (ディートマー・ノルテ)