ヘルタは敵地でホッフェンハイムと対戦

ブンデスリーガ第12節2日目は11月9日、日本代表MFとが所属するニュルンベルクがアウェーでメンヘングラートバッハと対戦するほか、各地で下記の5試合が行われる。


シャルケ 対 ブレーメン


この一戦では、日本代表DFのシャルケが断然有利といえるだろう。同カードでは過去17試合で2度しか敗戦していない。また最近はチームの調子が上がっており、ここ8試合で負けたのはバイエルン戦とドルトムント戦のみ。ドイツ2強との対戦を除く6試合では、堂々の勝ち点16を獲得している。

6日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)第4節チェルシー戦での敗戦、また中2日という過密日程の影響が懸念されるが、FWフンテラー、MFファルファン、MFヘーガーら長期離脱者を除いて、新たな欠場者が出ていないのはうれしい点だ。今季2アシストの内田も先発濃厚。前節で移籍後初得点したブレーメンの左SBとの攻防に注目だ。

一方、背水の陣で臨むブレーメンに勝利を期待させる要素があるとすれば、前回の対戦での試合内容だ。最終的には1−2で敗れたが、ポスト直撃のシュートが2度あったことに加え、終了間際に訪れた絶好の同点機ではシュートがゴールライン上でクリアされるなど、ツキに見放された。勝てば順位逆転となるこの一戦では、勝利した前節ハノーファー戦の勢いそのままに勝利を狙う。


ホッフェンハイム 対 ヘルタ・ベルリン


ブンデスリーガ所属クラブで最も小さい街に本拠地を置くホッフェンハイムと首都クラブのヘルタ・ベルリンが顔を合わせる試合だ。

日本代表MFのヘルタは、最近2試合は格上との対戦が続き連敗中。しかし第10節バイエルン戦では先制の末に2-3、前節シャルケ戦では後半ロスタイムまで0-1で粘り、名門と互角の戦いを繰り広げた。昇格組としても、ホッフェンハイムを恐れる理由はない。今季はまだアウェーでの勝ち星がないが、6度目の挑戦で初勝利を狙う。

一方のホッフェンハイムはチーム得点が26と、前節終了時点ではドルトムントに次ぐリーグ2位。上位のバイエルン、レーバークーゼンをもしのぐ得点力はヘルタの脅威となるに違いない。しかし攻撃力が高い反面、守備力には大きな不安を抱えており、リーグ最多の25失点を喫している。

ヘルタとしては、守備陣が最少失点で切り抜けることができれば、勝機を引き寄せられる。最終ラインの前で守備の要となる細貝の役割はいつも以上に大きくなると予想される。ファウル数でともにリーグトップの細貝とホッフェンハイムFWフォラントによる激しい競り合いも見どころの一つだ。


バイエルン 対 アウクスブルク


前節で36戦無敗のリーグ記録に並んだバイエルン。この試合でも負けなければ、1983年にハンブルガーSVが樹立した記録の更新となる。また勝利した場合は勝ち点を32に伸ばし、3冠を果たした昨シーズン(第12節終了時で勝ち点31)を上回ることになる。主将ラームの「数十年前に樹立されたこの記録に並んだのはすごいこと。絶対に更新したい」というコメントにも表れているように、チームは新記録達成に意欲を燃やしている。

対するアウクスブルクは前節でマインツを下し、連敗を3でストップした。今季はクラブ史上初の3連勝も果たすなど好調で、すでに勝ち点13を積み上げている。前半戦を通しても勝ち点9にとどまった昨季に比べると大きな差だ。5月11日の昨季後半戦では、敗戦した上に試合後のバイエルン優勝セレモニーを見せつけられるという屈辱を味わった。今回も圧倒的に不利とみられるが、持ち前の粘り強さ、運動量で勝機を見出したい。


レーバークーゼン 対 ハンブルガーSV


ハンブルクはアウェーでは連勝中。第10節ではフライブルクで3−0、第8節ではニュルンベルクで5−0といずれもホームの対戦相手を圧倒した。このままアウェーゲームで勝ち点を稼ぎ出したいところだが、今回ばかりはそう簡単にはいかないだろう。レーバークーゼンには過去8戦で4敗4分と勝てていない。

ファンマルワイク監督就任以降、ここまでは勝ち越してきたが、前節メンヘングラートバッハ戦に続いて連敗することになれば、勝ち負けが同数になる。前節で2失点を招いたDFソービヒがどう持ち直すかにも注目したい。

レーバークーゼンはホームでは10戦負けなしで、強さをみせている。また不動のエースFWは、この対戦カードでは過去4試合で5得点と相性が良い。今夏ハンブルクから移籍したFW孫(ソン)とともに試合結果を左右する選手になるだろう。前節で2度の警告を受けたMFベンダーは出場停止となる。

前節では最下位ブラウンシュバイクにまさかの敗戦を喫し、バイエルン、ドルトムントとの首位争いで一歩後退した。優勝候補の2チームがこれから先もそう簡単に勝ち点を取りこぼすとは考えられないだけに、レーバークーゼンとしてはどうしても勝ちたい一戦だ。


ウォルフスブルク 対 ドルトムント


ドルトムントは今季ホームでの全6試合を制し、勝ち点を取り損ねたのはアウェーの2試合だけ。バイエルンに並び優勝の最有力候補だ。今節の対戦相手は3連勝で勢いづくウォルフスブルクだが、前節フランクフルト戦で負傷したMFディエゴの欠場が明らかになっている。ドルトムントもMFブワシュチコフスキが6日のCLアーセナル戦で負傷し、今節の出場が危ぶまれている。しかし離脱していたCBフメルスはチーム練習に水曜から復帰しており、今回も過去4戦で必ず3ゴールを決めて勝利しているドルトムント勝利の公算が高い。

また、この試合でとりわけ注目を集めるのはドルトムントのFWだ。前節ではハットトリックを達成し、得点ランキングで単独トップに躍り出た。昨季1ゴール差でFWキースリングに得点王の座を譲った点取り屋は、今季このまま首位の座を守り続けることができるか。優勝争いと並んで、目が離せないレースだ。


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