酒井宏のハノーファーは敵地でブレーメンと対戦

ブンデスリーガ第11節は11月3日、次の2戦で幕を閉じる。


アウクスブルク 対 マインツ


日本代表FWが所属するマインツは前節、岡崎の2ゴールを挙げる活躍で7戦ぶりに白星を手にした。この勝利は相手が最下位のブラウンシュバイクだったとはいえ、2か月間勝ち星に見放されていたチームに明るい空気をもたらしたはずだ。そして今節は3連敗中の格下アウクスブルクが対戦相手とあり、連勝の絶好機。このチャンスをものにして、3連勝を果たした開幕時の勢いを取り戻したい。

マインツ勝利のカギを握るのはやはり岡崎になるだろう。前節で日本人選手では5人目として1試合2得点の快挙を達成したことにより、気分も乗っているはずだ。「思いきって一つのことを、ゴールを狙うことだけをやっていこうと思った」と試合後に語り、吹っ切れた様子をみせた日本の点取り屋に連続ゴールを期待したい。今節は前節に引き続きワントップでの先発が予想される。

不安要素としては、DFスベンソン、FWパーカー、MFツィムリング、MFニコライ・ミュラー、GKハインツ・ミュラーら主力複数名が負傷や体調不良などの理由から週半ばの練習を完全にこなせなかったことが挙げられる。幸い大半は今節出場できる見込みだが、コンディションには疑問が残る。相手アウクスブルクは3試合連続で先制しながらも、逆転負けを喫している。マインツとしては先手を取られても、動揺する必要はないだろう。


ブレーメン 対 ハノーファー


日本代表DF酒井宏樹が所属するハノーファーは前節、それまで4勝1分と強さをみせていた本拠地でホッフェンハイムに1-4で完敗した上、退場者2名を出す悲劇を演じた。これで勝ち星のない期間は4試合となり、徐々に暗雲が立ち込めてきた。

本拠地でここ3戦勝ち星のないブレーメンとのこの一戦では、ハノーファーとしては勝ち点3を狙えいたいところ。しかし、ハノーファーも今季はアウェーでまったく振るわず、これまでは全4試合で完封負けを喫しているという有様だ。主力のMFジュフ、DFサネが出場停止ということも考えると、いかにして勝ち点を獲得するかが焦点となりそうだ。

酒井は今季これまで全試合に先発しているが、第9節ドルトムント戦では相手の決勝点につながるPKを献上、前節では戦術変更のため29分で交代と、冴えない試合が続いた。チーム得点がリーグで2番目に少ないブレーメン(9点)に対しては、ディフェンダーとしてはやはり無失点で試合を終えることが評価基準となりそうだ。同ポジションのライバル、チェルンドロの長期離脱からの復帰が近づいているいま、監督の信頼獲得へのプレッシャーは高まっている。