ブンデスリーガで日本人選手初の1シーズン5試合複数得点

4月19日、第31節ドルトムント戦でマインツの日本代表FWが今季5度目となる1試合2得点を挙げ、自身が今季更新した記録を再度塗り替えた。さらにこれによって、元ドルトムントの日本代表MF香川真司が保持していた歴代日本人選手最多ゴール数13に並んだ。bundesliga.comでは、これまでにブンデスリーガでマルチゴールを決めた日本人選手を紹介する。

2013/14シーズン現在、日本人選手は18チーム中7チームに計8人が所属している。ブンデスリーガ史上、試合に出場した日本人選手は延べ21名。うち1試合2ゴール以上のマルチ得点を挙げたのは下記の5選手となっている。

奥寺康彦


1977/78シーズン(ケルン所属)
2得点 ザンクトパウリ 対 ケルン (0-5、1978年4月29日)
1979/80シーズン(ケルン所属)
2得点 デュッセルドルフ 対 ケルン (3-6、1980年2月2日)
1981/82シーズン(ブレーメン所属)
2得点 ブレーメン 対 デュイスブルク (5-1、1982年5月22日)

高原直泰


2004/05シーズン(ハンブルガーSV所属)
2得点 ヘルタ・ベルリン 対 ハンブルク (2-1、2004年9月26日)
2得点 ニュルンベルク 対 ハンブルク (1-3、2005年2月5日)
2006/07シーズン (アイントラハト・フランクフルト所属)
3得点 アーヘン 対 フランクフルト (2-3、2006年12月3日)

香川真司


2010/11シーズン(ドルトムント所属)
2得点 シャルケ 対 ドルトムント (1-3、2010年9月19日)
2011/12シーズン(ドルトムント所属)
2得点 ドルトムント 対 ホッフェンハイム (3-1、2012年1月28日)
2得点 ケルン 対 ドルトムント (1-6、2012年3月25日)

清武弘嗣


2012/13シーズン(ニュルンベルク所属)
2得点 ニュルンベルク 対 ホッフェンハイム (4-2、2012年11月28日)

岡崎慎司


2013/14シーズン(マインツ所属)
2得点 マインツ 対 ブラウンシュバイク (2-0、2013年10月26日)
2得点 ブレーメン 対 マインツ (2-3、2013年11月24日)
2得点 ハンブルガーSV 対 マインツ (2-3、2013年12月21日)
2得点 ホッフェンハイム 対 マインツ (2-4、2014年3月15日)
2得点 ドルトムント 対 マインツ (4-2、2014年4月19日)


ブンデスリーガ日本人選手のパイオニアである奥寺康彦はケルン、ブレーメンの両チーム時代にそれぞれマルチゴールを達成。以降は高原がハンブルガーSVおよびアイントラハト・フランクフルトで、香川がドルトムント、清武はニュルンベルクでマルチ得点を挙げている。そして今回の岡崎はマインツで5度目の1試合2得点以上となった。

第10節でブンデスリーガで初のマルチゴールを挙げた岡崎は、その後も好調を維持し第13節ブラウンシュバイク戦でも2得点を決めると、前半戦最終節のハンブルク戦では2得点1アシストと大爆発。これまでは1シーズンに2度以上のマルチ得点は高原と香川の2選手のみだったが、ハンブルク戦での2得点によって岡崎がこの記録を塗り替え、歴代日本人選手では唯1人、同シーズン3度以上のマルチ得点者となった。さらに今節ドルトムント戦で、自身の記録を再び更新した。

1試合で3得点以上を挙げた日本人選手は、これまで高原直泰ただ1人。今季の岡崎ならこの記録を更新することも不可能ではないだろう。残る3試合でのハットトリック達成に期待がかかる。

ブンデスリーガでマルチ得点の日本人選手を特大フォトで