計8ゴールが生まれた2011/12シーズンの再来となるか

2011/12シーズン第28節での激戦以来、注目されるようになった同カード。この時はシュトゥットガルトが終盤20分で延べ4ゴールを挙げる驚異の追い上げをみせ、後のリーグ覇者を最後の最後まで苦しめた。

今回もシュトゥットガルトがどれだけ食い下がれるかが焦点となるが、現在のチーム状況からは期待と不安の入り混じる状況が浮かび上がる。期待させる要素は、やはりシュナイダー監督の就任以来、リーグ戦で7試合無敗というデータだ。またエースFWイビシェビッチが今季7得点、トップ下のマクシムが4得点5アシストと奮起していることは心強い。

ただ、無敗の7試合の中で引き分けが4試合と多いことを考えると、必ずしも格上を飲み込むだけの勢いがあるとはいえない。また、リューディガーが出場停止、シュバープが負傷欠場の危機、ニーダーマイヤーが長期離脱から復帰したばかりという守備陣の状況を考えると、ドルトムントの強力な攻撃を抑えるにあたっては不安が大きい。酒井も太ももを痛め、月曜までチーム練習から外れていた。リードを守り切れない試合が続いているだけに守備の改善が急務とされるが、この人員状況では失点を抑えることは難しいだろう。

一方のドルトムントは前節でシャルケとのルールダービーを制し、勢いをつけた。王座奪還に燃える今季は、ここまでクラブ史上最高の成績をたたき出しており、シュトゥットガルト相手に不覚を取るとは考えにくい。まだけが人が多い状況ではあるが、クロップ監督は「試合と遠征で疲れているが、それ以外は大丈夫」と自信を口にしている。本人も10月30日にドルトムントとの契約を2018年まで延長したばかりとあって、いつも以上に意気込んでいることだろう。