試合開始から両チーム共、勝利への意欲を感じさせる積極的な攻撃を見せた。後半に流れをつかんだホームのメンヘングラートバッハが追加点を入れ、フランクフルトを突き放した。

ブンデスリーガ第10節最終日は10月27日、各地で2試合が行われた。日本代表乾貴士が所属するアイントラハト•フランクフルトは、メンヘングラートバッハで試合を行い1−4で敗れた。乾は左MFとして67分から途中出場したが、得点には絡まなかった。


メンヘングラートバッハ 4ー1 フランクフルト


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小雨の降る中始まった試合だったが、開始早々互いに積極的な攻撃を仕掛け合った。ホームで強いメンヘングラートバッハとアウェー戦に強さを発揮して来たフランクフルトとの真剣勝負、試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられた。

11分にメンヘングラートバッハFWに対してフランクフルトMFが必要もないファウル、ペナルティエリア付近やや右でゴールから23メートルほどの地点だった。少し激しさを増した雨の中、メンヘングラートバッハMFの左足でのフリーキックは、壁を超えゴール右隅下へ決まった。

4分後フランクフルトMFがペナルティエリア内の密集地帯を器用にドリブルで仕掛け、フリーになった同FWへボールを渡した。カドレツが敵GKをかわすためボールを左へ持ち出した所をテアステーゲンがスライディングタックル、しかしカドレツの足だけを引っ掛けてしまいカドレツは倒れ込んだ。フリーで転がるボールにMFが鋭く反応し、ゴールへ押し込んだ。

さらに3分後の18分、メンヘングラートバッハMFが通した縦パスを受けた同DFが左足をダイレクトで振り抜き、豪快なシュートはフランクフルトGKの手を弾きネットへ突き刺さった。

前半は2−1で折り返し両チームとも勝利への意欲を感じさせる展開だったが、後半から次第にホームで戦うメンヘングラートバッハが試合の流れをつかんだ。60分、ヘディングの競り合いに勝ったクルーゼからのアウトサイドでのパスは意表をついてフランクフルトディフェンダーの背後へ、そのボールを拾ったMFが冷静にゴールを奪った。さらに6分後、今度はそのヘアマンが狭い地域での壁パスをMFと交わしてペナルティエリア内へ侵入、マイナスのパスはMFラファエルへと渡り、奇麗にゴール左へ蹴り込まれた。

この失点により、フランクフルトMFに代えて、同MFがピッチへ登場した。乾は74分アイクナーへ絶妙な縦パス送り、コーナーキックを勝ち取った。何とか同点を目指しチーム一丸となって積極的にプレーするが、余裕をもったメンヘングラートバッハのパス回しをなかなか止められず、この後試合は両チーム共決定的なチャンスがないまま審判の終了の笛を聞いた。

フランクフルトMFローデからのパスが冴え渡った前半、彼の不用意なファールさえなければ試合の流れは違った方向へ傾いていたかも知れない。メンヘングラートバッハはこの結果4位へ浮上し、フランクフルトは14位とランクを落とした。



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