第12節ウニオン・ベルリン戦インタビュー

DFのアウエは10月27日、ブンデスリーガ2部第12節で昇格圏内に位置するウニオン・ベルリンと対戦し、0-1で敗れ連勝を逃した。4試合ぶりの試合出場となった石原は左サイドバックで先発も、前半のみで交代となった。

8月の移籍後、リーグ戦4試合に先発したがその後は出場機会がなく、我慢の日々が続いていた。けが人続出、そしてミアトケの累積警告による出場停止によって今節再び得たチャンスを生かすことはできず、無念のハーフタイム交代となり、試合後には悔しさ、もどかしさを口にした。

――きょうの試合は。

石原 しょうがないですね。

――交代に納得がいっていない? それとも自分のプレーに?

石原 どっちもですね。試合の中で良くなってる手応えがあった矢先の交代だったんで。まあ、ダメだったんでしょうね・・・としか言いようがないです。

――ただ、4試合ぶりに試合に出られたというのは。

石原 まあ、(左SB)ミアトケが累積(で出場停止)でしたからね。次につながる試合にしたかったんですけど。きょうは後ろ(DF)だったので、勝てば連勝ですしチームとして印象が違うと思ったんで、ある程度自分の良さを消してでも勝ちにこだわったつもりだったんですけど。残念です。

――ちょっと気負い過ぎたというような部分はあった?

石原 もちろん緊張感を持っていきましたし、自分の中で思うものはありましたけど。気負いというよりは、集中して入れたとは思いますね。一番最初にスコッと抜かれて、『ああ、こういうとこ気をつけなきゃいけないな』って、自分の中で修正しながらやってたつもりだったので。もうちょっとサイドハーフを前へ押し上げてあげられれば良かったんですけど、その修正にちょっと時間がかかりました。でも結果、前半はゼロ(無失点)に抑えたので。あの流れの中でゼロに抑えられたのは良かったのかなあと思いましたけど。まあ、監督の要求するプレーではなかったのかなと。

――監督の要求するプレーというのは?

石原 もうちょっと前で起点というか、しっかり攻撃にも関わるっていうことをやって欲しかったんじゃないかと思います。たぶん危なっかしかったのと、もうちょっと安定させたかったのとあると思いますけど。より確実というか、しっかりできる人のほうが監督はいいと思ったんでしょうね。自分自身、こうやって守りの時間が長くなるチームはそんなに経験がないので。日本の守り方とも違いますし。頭では分かってても、なかなか行動に移すのが難しい。

――ただ、きょうの相手できょうの試合展開だと、それは難しかったのでは?

石原 だからワンチャンスでしっかり(クロスを)上げられなかった自分が情けないですよね。あそこでしっかり上げてれば、点とか惜しいシーンにつながったかもしれないですし。相手にこっちのサイドは危ないぞっていう風に思わせたら、今度は右が生きたかもしれないし。そういうところですね。正直、もうちょっとやれたんじゃないかなって思いますけど、自分自身に。

――交代に関しては監督からは何か?

石原 いや、とりあえず『交代だよ』って。別に何か言われたわけじゃないですけど。(監督が)求めるレベルに達していなかったと思わないとダメだということです。難しいですね。

――監督が求めるレベルに常に100%応えるというのは、久々の出場では難しかったと思うが。

石原 でもそういう風に期待に応えていかないと。ギド(・コーチャ)なんかは期待に応えてスタメン定着したし。ベナ(ベナテッリ)もそうですし。自分の仕事をしっかりやることが前提の世界ですから。きょうは頭の中の8割、9割は守備のことでいっぱいだったので、そこに多少の誤差があったのかなとは思います。交代と言われた時にはちょっと堪えました。後半このままいけば、もう少しうまくできるんじゃないかなあって思ってた時に交代になったのは、ちょっと悔しかったですね。これが自分の能力なのか、周りとのコミュニケーションの問題なのか、ちょっと分からないですけど。

――自分的にはコミュニケーション面ではどう?

石原 どうだろう・・・練習でやってることと試合でやってることはどうしても違いが出てくるから。うまくいかなかった時にコミュニケーションが大事になるんでしょうけど。そういう意味では、試合の中でもうちょっとうまく声がけできれば良かったですね。これで終わりじゃないってのも分かってるつもりですけど、じゃあどうすればいいんだっていうのがちょっと見えてない。チームとしても。チームとしての勝ち方というのがあまりないので難しいです。

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