デビュー戦で「(試合の内容には)満足している。次節は勝たなければ」と語ったニュルンベルクのフェルベーク新監督(写真)
デビュー戦で「(試合の内容には)満足している。次節は勝たなければ」と語ったニュルンベルクのフェルベーク新監督(写真)

第10節、指揮官の声

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「部分的にはプラン通り」 ニュルンベルクのフェルベーク新監督

シュトゥットガルト 1-1 ニュルンベルク

【ミュンヘン発・bundesliga.de 編集部】 第10節、ニュルンベルクの新指揮官フェルベーク氏のデビュー戦は引き分けに終わった。注目のルールダービーではドルトムントがシャルケを下し、マインツは岡崎の2ゴールで7試合ぶりの白星をつかんだ。bundesliga.de では、今節試合後の各監督によるコメントをまとめて紹介する。


シュナイダー監督(シュトゥットガルト) また引き分けで、もちろん満足はしていない。勝って勝ち点3を獲得するために試合に臨んだのだから残念だ。ゴールを決められなければこういう試合には勝てないが、チャンスがまったくないよりは良かった。

フェルベーク監督(ニュルンベルク) それほど悪くない結果。すぐにボールを奪われていたので、そういった部分を改善しなくては。守備はしっかりできていた。2点目を決めてもおかしくなかったし、新監督にとってデビュー戦というのは非常に大切なので満足はしている。やりたかったプレーも部分的には実践できていた。次節フライブルク戦は勝たなければなけない。


シャルケ 1-3 ドルトムント


ケラー監督(シャルケ) もちろん残念な結果だ。序盤はドルトムントの方がうまく自分たちのサッカーをやれていた。うちは2回ミスがあり、すぐに1点を追う状況になってしまった。PKで試合の主導権を奪えると思ったが、今度は何もないところから失点してしまった。マイヤーの投入で相手を脅かしたとは思うが、その後は再び攻撃でミスが出てメンタル面でも崩れてしまった。

クロップ監督(ドルトムント) 序盤はうちが主導権を握ったが、試合自体は超激戦だった。先制してからはプレーに余裕ができた。その後は見事なシュートで2点目、素晴らしいカウンターから3点目を奪い、試合を支配すると勝つべくして勝てた。


マインツ 2-0 ブラウンシュバイク


トゥヘル監督(マインツ) 安心したという感想が正しいのかは分からないが、とてもうれしい。序盤の15分で前にプレスをかけて先制し、確実な展開に持ち込むという、うちが得意とする試合運びをするつもりだった。守備は熱意で守り抜いた。うちの方がいいプレーができたのは確かだ。今シーズンを方向づける2試合のうちの1試合目と考えている。

リーバークネヒト監督(ブラウンシュバイク) 1点リードされてからは、落ち着いてプレーできなくなった。試合全体を振り返ると、アウェーだがしっかり戦えていた。結果は残念だが、監督の役目は選手を励まし、次の試合に向けて今節からポジティブな要素をピックアップすることだ。勝ち点は獲得できなかったが、上を向いて次に挑みたい。


バイエルン・ミュンヘン 3-2 ヘルタ・ベルリン


グアルディオラ監督(バイエルン) これまで戦った相手で最高のチームだった。うちはやる気はあったのだが、足がついていかなかった。選手は疲れていて、休養が必要だ。まるまる1週間時間があれば、新しい戦略をより効果的に導入できるのだが。

ルフカイ監督(ヘルタ) いいプレーができたアウェーでの試合だった。序盤は自分たちの試合運びができていたが、バイエルンの選手交代から崩れてしまった。あの交代が試合を決定づけた。うちは終始、前への攻撃の手を緩めなかったし、リードされてからも諦めなかったが、バイエルン攻撃陣のシュートを抑えるほどの守備はできなかった。


ハノーファー 1-4 ホッフェンハイム


スロムカ監督(ハノーファー) 上位を目指し気合を入れて臨んだが、敵にPKを与え、ジュフが退場になると厳しい展開になった。シュルツのファウルに対するPKも、ジェフの退場も判定には納得がいかないが、判定に対して怒っていてもしょうがないしチームで話し合いたい。

ギスドル監督(ホッフェンハイム) 前節終了後、とても慌ただしい1週間だった。こういう困難な時にも安定したプレーができ、数的優位の状況でしっかり試合を支配できていたしチームは本当によくやってくれた。これまでの9試合もほとんど同じような展開だったことが、ウチに有利に働いたのかもしれない。試合には想像を超える事態はつきものだ。自分たちはそれに慣れているので、どんな時でも落ち着いてプレーできるのかもしれない。勝ち点3にとても満足している。


メンヘングラートバッハ 4-1 アイントラハト・フランクフルト


ファーブレ監督(メンヘングラートバッハ) 数的に優位な状況を作るように動き、いいプレーができた。アランゴがFKから先制点を決めた後の同点弾は防げるはずのものだった。運よくウェントが2点目を入れてくれたが。質の高い攻撃をみせるフランクフルト相手に4-1で勝てたことはとてもうれしい。もちろんアウェー戦でも勝ち点が欲しいが、焦ってはいけないし、ブンデスリーガでは一戦一戦をしっかり戦わなければいけない。

フェー監督(フランクフルト) この試合、まずは欧州リーグ(EL)の疲れに立ち向かわなくてはならなかった。序盤から1対1の競り合いでは一歩遅れていて、攻め込んだりスピーディーに攻めることができなかった。メンヘングラートバッハは、うまく試合を組み立ててチャンスをしっかり生かせていた。今後もリーグ、EL、DFB杯すべてに全力で挑みたい。そのためELの3日後に相手のチームほど活力がないのは仕方がない。


レーバークーゼン 2-1 アウクスブルク


ヒピエ監督(レーバークーゼン) 水曜(チャンピオンズリーグ)の疲れがあったものの、選手はメンタルの強さを見せてくれた。後半はまったく違う試合展開になったので、勝てたことはとてもうれしい。チームが疲れに耐えて頑張った甲斐があった。

ワインツィアル監督(アウクスブルク) あと7分しっかり守れていれば報われる結果になったかと思うと、非常に悔しい。勝ち点1を得るには、ウチには運と賢さが足りなかったようだ。


フライブルク 0-3 ハンブルガーSV


シュトライヒ監督(フライブルク) 色んな経験をしてきたので、この敗戦もその続きのようなもの。自分たちにとっては何とも不運な試合展開だった。序盤は好プレーがみられたがその後は難しくなり、こんな結果になってしまった。次節ニュルンベルク戦は接戦となるだろうし、これから今節の結果についてもチームで話し合わなければいけない。

ファンマルワイク監督(ハンブルク) 勝つべくして勝ったといえる。もちろんゴールには運良く決まったものもあるが、どちらにしてもウチが試合を支配したことは確か。組織的な動きも良く、敵を抜けさせなかった。ボール運びには、まだミスが目立ったし、いつも最後のパスまで持っていけたわけではない。しかし更なる成長をみられたので、満足して帰路につき、すぐに次節に向けて集中できる。


ウォルフスブルク 3-0 ブレーメン


ヘッキング監督(ウォルフスブルク) 試合開始の瞬間から、勝ちにいくという姿勢をみせられた。非常にテンポの速い攻撃ができた。チームはこの試合で、多くの好プレーをみせ、チャンスを生かせていた。

ドゥット監督(ブレーメン) 特に前半のプレーはあまり良くなかった。敵を抑えることもできなかったし、何度もボールを奪われてしまった。