2戦連続引き分け
敵地でハンブルクと3-3
ハンブルガーSV 3-3 シュトゥットガルト
ブンデスリーガ第9節最終日は10月21日、各地で2試合が行われ、日本代表DFのシュトゥットガルトは敵地でハンブルガーSVと対戦し、引き分けた。酒井は右サイドバックでフル出場した。
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新監督就任後は5戦負けなしと好調シュトゥットガルトが、この試合でも3分にいきなり先制する。左サイドのマクシムがイビシェビッチとのワンツーから左隅に流し込んだ。しかしここからハンブルクに押しこまれる時間帯が続くと22分、左サイドでクビストがボールを奪われ、アースランに同点弾を決められてしまう。37分、シュトゥットガルトはマクシムのFKをゲントナーがヘッドで流すと勝ち越しに成功。42分、トラオレの左クロスに合わせてイビシェビッチが飛び込むが、シュートはバーを大きく越える。イビシェビッチは直後にもGKが弾いたボールをヘッドにいくが、再び枠外へ。前半はシュトゥットガルトの1点リードで折り返す。
後半、シュトゥットガルトは55分に再び同点弾を許す。58分にはゴール右でパスを受けた酒井がファーへ浮き球のクロスを上げるが、タイミングが合わず。攻撃は噛み合わず、勢いに乗るハンブルクの前に防戦一方の展開を強いられる。しかし64分、左サイドのトラオレがゴール前へ鋭いクロスを上げると、ボールはイビシェビッチとともに走り込んだハンブルクDFジュルーに当たってゴールに吸い込まれ、シュトゥットガルトが再び勝ち越した。ところが67分にはファンデアファートに決められるとまたまた追いつかれ、試合は振り出しに戻る。82分にはFKからチャンスボールが生まれるが、得点には結びつかない。84分にはリューディガーがレッドカードで一発退場となり、数的不利に陥り、流れを引き寄せられないまま引き分けとなった。
アウクスブルク 1-2 ウォルフスブルク
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敵地でアウクスブルクと対戦したウォルフスブルクは、今季初のアウェー勝利を挙げた。しかし先制は10分、アウクスブルク。序盤から果敢に攻め上がると、アルティントップ、オストルチョレクのシュートはGKベナーリオに防がれるが、こぼれ球をウェアナーが蹴りこんで1-0とした。ウォルフスブルクも反撃に出ると、まずは36分にアーノルドのゴールで同点。42分にはグスタボが逆転弾で2-1とする。後半はどちらもチャンスを作り出せず、1点差を守り切ったウォルフスブルクが勝利した。