得点ランキング首位5選手の特徴を分析

得点王争いが白熱している。今季は第8節を終えて5選手が6ゴール、さらに6選手が5ゴールと、この先どうなるかまったく読めない状況だ。この記事では、現在6得点でトップに立つレバンドフスキ、ニコライ・ミュラー、モデステ、イビシェビッチ、サムら5選手のプレーの特徴、シュートの傾向を分析する。

全6ゴールを試合の後半で決めているのがレバンドフスキの特徴。昨季1ゴール差で得点王を逃したドルトムント不動のエースは、フライブルク戦で芸術的なループシュートをみせるなど、ゴールの決め方でも他選手と一線を画す。

チームメイトのロイスも「世界でもトップクラスのFW」「GKとの1対1では負け知らずだし、チャンスを見抜く素晴らしいセンスの持ち主」と高く評価する。4点は右足で、残りは左足と頭でそれぞれ1点ずつ決めている。

日本代表FWが所属するマインツのニコライ・ミュラーは、開幕4試合で5ゴールを決める好スタートを切った。特に前半での得点が多く、3ゴールは開始15分以内に決めている。

元チームメイトのカリジュリ(ブラウンシュバイク)は「右サイドが本職だが、最近はトップでも力を発揮している。フュルト時代は左サイドで素晴らしいプレーをしていた」とミュラーの多才ぶりを称賛した。ここ4戦はわずか1ゴールと失速し、チームも第4節以降勝ちなしと不調に陥っている。

ホッフェンハイムのモデステは、全時間帯でバランスよくゴールを決めており、いまだにゴールがないのは終盤の15分間だけ。ゴール至近距離からの得点が多い。

自身も「皆でプレーを楽しめている」と語るように、フィルミーノ、フォラントとの連係が高く、それが得点につながっている。加入1年目だが「監督が信頼してくれているので、自分の能力を最大限に発揮することができる」と順応に苦労はしていないようだ。4ゴールは、効き足の右で決めている。

日本代表DFが所属するシュトゥットガルトのイビシェビッチは、的確なポジショニングが際立つ。

ゴール正面からの得点が多く、全6得点のうち3点はセットプレーから決めたもの。マクシムの蹴ったクロスをゴール前で押し込むのが定番だ。3点は右足、2点は左足、1点はヘディングと、シュートのバリエーションも豊富だ。

レーバークーゼンのサムは第8節バイエルン戦で自身の今季6得点目となる同点弾を決めた。さらにアシストも4と、10得点に絡む活躍でメンヘングラートバッハのクルーゼと絡んだ得点数でトップを争っている。

サムは「経験を積んだことで、チームでもプレーしやすくなった」と飛躍の理由を語る。ペナルティーエリアにおいてはどの位置からでも得点できるのが強みだ。トップ5人の中で唯一、ロングシュートからの得点も挙げている。