長谷部(右)は、第6節の対ドルトムント戦でも攻撃の要となり活躍した
長谷部(右)は、第6節の対ドルトムント戦でも攻撃の要となり活躍した

ニュルンベルク、今季初勝利狙う

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シュトゥットガルトは最下位ブラウンシュバイクと対戦

ブレーメン 対 ニュルンベルク

ブンデスリーガ第7節は9月29日、次の2戦で幕を閉じる。


日本代表MFと同MFが所属するニュルンベルクは、敵地でブレーメンとの一戦に臨む。

前節、首位ドルトムントと1-1で引き分け、価値ある勝ち点1を手にしたニュルンベルク。この勢いに乗って、ブレーメンを相手に今季初白星を狙いたい。過去のブレーメンとの対戦成績は16勝28敗16分と、大きく負け越している。しかし直近の7戦では6試合負けなしと相性は良く、勝ち点3の獲得も不可能ではない。唯一懸念されるのがFWギンツェック離脱による影響。26日の練習中に左足中指骨折を負い、6週間の欠場が発表されたが、エースの抜けた穴を埋められるかどうかが勝敗のカギとなるだろう。

長谷部はドルトムント戦にボランチでフル出場、清武は右MFで先発した。今節もともにスターティングメンバーに名を連ねる可能性が大きい。日本人2選手が攻撃の要となり、チームを勝利に導けるか、注目の一戦だ。

ブレーメンは前節、ハンブルガーSVに2-0で勝利し順位も14位から9位に浮上した。ハンブルク戦で2得点を挙げたを中心に、本拠地での連敗ストップといきたい。


ブラウンシュバイク 対 シュトゥットガルト


日本代表DFのシュトゥットガルトは、敵地で最下位ブラウンシュバイクと対戦する。

シュトゥットガルトは、シュナイダー新監督を迎えてかはらリーグ戦3戦負けなしと好調。今季未勝利で最下位のブラウンシュバイクを相手に、確実に勝ち点3を手にしたいところだ。不安要素として挙げられるのが、守護神GKウルライヒの負傷欠場だ。控えGKキルシュバウムは、DFB杯2回戦フライブルク戦で公式戦デビューも、2失点を喫して敗れた。ディフェンス陣には、相手攻撃陣に決定機を与えない堅実なプレーが求められる。

酒井は前節、右サイドバックでフル出場し、持ち前の攻撃力は封印したが監督の要求どおりの安定した守備をみせている。今節も先発出場が予想される。

また、密かな注目を集めるのが、シュトゥットガルトFWモハメド・アブデラウエとブラウンシュバイクMFオマール・エルアブデラウイによるいとこ対決。モハメドは今季、レギュラーの座を獲得するには至っていないが、出場すればピッチ上での親戚対決が実現することになる。

ブラウンシュバイクは今季5敗1分。第3節終了時から常に最下位に留まっており、今節ではホームで初勝利を飾り、残留への望みをつなぎたい。