岡崎慎司 第6節レーバークーゼン戦インタビュー

マインツの日本代表FW岡崎慎司は21日に行われた第6節レーバークーゼン戦で、今季初めて先発を外れベンチスタートとなった。前節シャルケ戦では失点につながるミスもあり、開幕戦以来ゴールもないことから練習でも最近は後ろ向きなプレーになっていたという岡崎だが、レーバークーゼン戦では64分から途中出場し、随所で気の利いたプレーをみせた。試合には1-4で敗れチームは3連敗。正念場を迎えた岡崎が試合後、インタビューに答えた。


――先発を外れるというのはいつ言われた?

岡崎 練習であんまり良くなかったんで、出ないだろうなあっていう感じはしたんで。前回の試合はホントに不甲斐なかったから、正直、練習もネガティブなイメージがあってやってたから。これを打破するのはやっぱり、何も考えずにやるっていうか、きょうみたいなプレーはミスもあったけど、前向きなミスばっかりだったんで。そういうほうがやっていくべきことだなあって感じた。今シーズン、点を取るっていうのを心がけてきたし、ゴール前での迫力とかにチャレンジしてきたのに、入らなくなってくるとちょっとプレーが後ろ向きになっていくというか。監督にももっと自信持ってやってって言われたんで。今回をきっかけに、次はもっとがむしゃらに。自分のいいときはとにかく、一つのことだけをやってるって感じなんで。

――先週、失点につながるミスがあったが、それがこの一週間頭の中から離れなかった?

岡崎 離れないっていうのもあるし、それだけじゃなくて、あの試合は全部「やらなきゃ」みたいな後追いのプレーばっかりだったんで。ボールもらっても。

――あの試合の前から後ろ向きだった?

岡崎 まあ、あの試合に入ってからですね。あの試合のプレーは全部、もらう瞬間に「あ、ボール来た、パスしなきゃ」みたいな受け身で・・・感覚でプレーすることが一番いいってのが分かってるのに、頭にそういうのがよぎってるっていうか。きょうのチームのプレーを見れば分かってもらえるっていうか。

――きょうはチーム全体がそうだった。

岡崎 まあ監督がけっこう怒ってたっていうのも、それがみんなのプレッシャーになってたっていうのもあると思う。0-1になった時点で3連敗が見えてしまったっていうのもあるし。きょうは若い選手も入ってたんで、そういう意味ではやっぱり受けるのが怖かったりとか、なんかやんなきゃって思ってても、全部それが裏目に行くっていうプレーで。

――ベンチで見ていてそれが伝わってきた?

岡崎 みんながそういう感じだなあと思って。自分自身は助っ人で来てるわけだから、みんなよりもっと堂々とサッカーしなきゃいけないなあって感じたし。こういうチームが苦しいときに自分がゴールを決めるのが今シーズンの目標だったから、それはやっていかなきゃっていうのがある。自分にとってやっぱりサッカーって楽しいものだけど、いろいろなことを考えてしまうものでもあるんで。試合中にとにかく、前だけを見てサッカーできるような気持ちを持っていくのがベストだと思うんで。

――きょうは1点しか入らなかったが、岡崎選手のヘディングがクリアされ、CKを獲得したりといろいろなシーンで手応えがあったのでは?

岡崎 まあ、手応えというか、やっぱりミスすることよりもボールをもらわないことのほうがダメだなあって。前の試合は受けるのをちょっと戸惑っていたというか、1トップということもあって受けに行かなきゃいけないっていうのがマイナスになって、迷いがあってプレーしてたんで。きょうはサイドだったからボールを受けやすいし、受けながら自分のリズムを作らないとと思うし。これは自分の今までの課題でも、これからの課題でもあるんですけど、行けるんだったら前を向いて仕掛けるっていう。特にこのチームはカウンターが武器なんで、前を向いて運ぶってことが必要になってくる。自分の中ではFW(のプレー)って心がけてても、中盤でのプレーをやりすぎてしまう。そこでFWを出すっていうのが、今シーズンの自分の目標になってくると思います。ゴールもそうだし、内容の部分ではどれだけ自分が前を向くかっていう。吹っ切れることがいま自分にとっては一番大事なことだと思うんで。

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