細貝萌 第6節フライブルク戦インタビュー

日本代表MFが所属するヘルタ・ベルリンはブンデスリーガ第6節最終日の9月22日、アウェーでフライブルクと1-1で引き分けた。アウェーでは過去8戦で6勝という高勝率の対戦カードだったこともあり、細貝は悔しさをにじませたが「自分も含めて良くなかったときに勝ち点1をアウェーで拾えたのはプラス」と前を向いた。


――引き分けという結果に終わったが、勝ち点1が取れたのは収穫?

細貝 そうですね。まあ最初からチームの入り方も良くなかったんで。それですぐ点も取られてしまって、正直厳しい中でのスタートだったので。でもポジティブに考えれば、アウェーで勝ち点1を取れたことに関しては良かったのかなと思いますけど。まあやっぱり自分を含めて良くないときに勝ち点1を拾えたって感じですね。

――特に失点後は守備が不安定になったように見えたが。

細貝 そうですね。中盤も数的優位を作られることが多かったですし、ボールをポゼッションし始めたら、前にボールを当てるディフェンスラインもそうだし、中盤もそうだし、なかなか前にボールを運ぶことができずに当てることもできずに、当てたところでボールをすぐ奪われてしまうってことが多すぎたかなと思いますね。

――連敗してのこの試合だったが、どういうイメージで試合に入った?

細貝 とにかく勝ち点3を取らないといけないって話してましたし、勝ち点3が取れれば順位も一気に5位まで上がるって話だったので、どうにか勝ち点3を取りたかったですけど、内容を含めてきょうの勝ち点1ってのはラッキーな1だったのかなと思いますね。

――最初の入りが思い通りにいかなかったというのは、具体的には?

細貝 思うように自分たちがボールをコントロールすることができなかったと思いますし、0-1になってしまった時点でいつもみたいにゆっくりボールをコントロールしてっていう形がチーム全体でなくなってしまって、若干ロングボールが増えてしまうような。サイドバックに当たったらすべてFWの選手にロングボールを当ててしまって、やっぱりロングボールなんで、それを収めるのが難しくてボールを失ってしまうっていう悪循環になってしまったなとは思いますけど。

――自分のプレーについては?

細貝 やっぱり開幕戦、フランクフルト戦のときみたいに、自分が前に飛び出していくっていうポジションではないので、ボランチの中でも守備のバランスを整えながらチームを助けていくっていう役割を与えられていて、きょうに関しては守備のバランスも良くなかったし、自分のところで数的優位を作られてしまうことも多かったし。まあきょうは今までの中で全然良くなかったと思いますけど。やっぱり良くないときにどれだけ頑張れるかというのが大事だと思うし、自分も含めて良くなかったときに勝ち点1をアウェーで拾えたってのはプラスに考えていいんじゃないかと思いますけど。

――次節はマインツ戦だが、マインツの印象は?

細貝 マインツは最初調子良くて、ここ最近結果が出てないチームの一つですし、あと岡ちゃん()がいるんで、すばしっこい選手、ドイツ代表にここ最近入ってきてる(ニコライ・)ミュラーがいたり、そういう個の能力、個のスピードで崩してくるところがある中でチームとしては岡ちゃんと話していて戦術に結構うるさいって話だったんで。どうにかマインツに勝つことで、またチームの勢いを戻したいなとは思いますけど。

――DFB杯でカイザースラウテルン戦もあるが、過密日程については?

細貝 ポカール(DFB杯)に関してはどこのチームもあるわけですし、逆に試合が多く重なっていけば、コンディションはどんどん上がっていくのかなとは思います。

――相手は細貝選手へのパスコースを入念に切っていたようだったが。

細貝 そうですね。最初に比べてどんどんプレッシャーがボランチのところにかかってきてるなと自分でも感じます。でもそのプレッシャーのなかでもしっかりボールを受けてさばいていかなきゃいけないし、そういうことができないとチームを助けていくことに関しては厳しいのかなと思いますね。

――コーチングは細貝選手が主体となってやっているようだが。

細貝 自分の立ち位置がここ何試合か使ってもらってる中で、中盤の底だったり、アンカーの位置だったり、ボランチの位置でプレーすることでやっぱり左右上下と味方の選手が周りにいるので、やっぱり真ん中にいる自分が声をかけていかないといけないと思います。うまくチームをコントロールしていかなきゃいけないですけど、きょうに関してはそれができなかったなと思いますね。


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