ドルトムントは敵地でナポリ(イタリア)と対戦。先発出場のDFシュメルツァー(手前)
ドルトムントは敵地でナポリ(イタリア)と対戦。先発出場のDFシュメルツァー(手前)

ドルトムントは敗れる

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CLグループステージ第1節ナポリ戦

ナポリ 2-1 ドルトムント

欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節2日目は9月17日に各地で行われ、ドルトムントは敵地でナポリ(イタリア)に敗れた。



ドルトムントは開始2分にいきなり好機を演出する。今夏新加入のミキタリヤンが左サイドからエリア内にボールを運ぶと、エースFWレバンドフスキへクロスを出すがDFに阻まれる。最初のシュートチャンスはナポリに訪れる。11分、ゴールやや左25mからインレルが左足でゴールを狙うが、ポスト右へ外れる。続く13分、ナポリが左CKから絶好機を得る。フリーでペナルティエリアへ走り込んだインシーニェが右足でファーへシュートを放つと、ボールはわずかにポスト横へそれた。先制ゴールは29分、左クロスをイグアインがヘッドでファーへ流し込むとナポリが1-0とした。

ドルトムントはその2分後、審判へ激しく講義したクロップ監督が退場となりスタンドへ送られ、踏んだり蹴ったりの状況。34分、35分、38分にロイスが立て続けにシュートを放つが、枠をとらえることはできない。挙句の果てには前半ロスタイム1分、守護神バイデンフェラーがペナルティエリア外でハンドを犯すとレッドカードで退場処分に。数的不利に不利に陥ったドルトムントは直後に守りの要フメルスが負傷交代という不運にも見舞われる。

不利な状況で後半を迎えたドルトムントは、焦りからかプレーに正確性を欠き、主導権を得ることができない。落ち着いて試合をコントロールするナポリは何度も好機を作り出すと、67分にも追加点、2-0とリードを広げる。必死の反撃を試みるドルトムントだったがゴールは遠く、87分に相手のオウンゴールで1点を返すのが精一杯だった。