強化試合で1アシスト、細貝のヘルタ下す

DFの所属するアウエは9月5日、日本代表MF のヘルタ・ベルリンと強化試合を行い、3-1で勝った。石原は後半から出場し、1アシストで勝利に貢献した。細貝は85分から出場した。

昨季途中からモンテネグロのムラドスト・ポドゴリツァでプレーしていた石原は、8月にアウエに加入。FWが所属するアーレンと対戦した第3節で公式戦デビューを果たし、これまでリーグ戦3試合に出場している。この日、ヘルタ・ベルリンとの練習試合を終えた石原がチームやドイツのサッカーについて語った。


――これまでサイドバックやサイドハーフなど違うポジションで試合に出場しているが、本職のポジションは?

石原 サイドバックということで呼んでもらったんですけど、まだまだディフェンス面で成長しなきゃいけないっていうことで。ポジションは中盤全部と両SBができるので、色々と、どこが一番効果的か監督に探ってもらってる状態なんですけど。

――練習では色々なポジションをやっている?

石原 そうですね、日ごとに違いますね。

――自分としてはこのチームならどこが一番やりやすい?

石原 まあ、僕もまだチーム全員の特長が把握しきれてるわけじゃないので、なんとも言えないんですけど。一番ポジション歴が長いのは左SBで、左足のキックが武器ですので、一番生かせるかなと思いますけど。そのためにはまだまだ弱点が多すぎるので、それを違うポジションをやりながら伸ばせていけたらなと思います。

――左利き?

石原 そうです。

――でも両足で蹴れる?

石原 いや、右足・・・蹴れないですよ(笑)。ここ(アウエ)では蹴れるみたいな感じになってますけど。日本人同士と比べたら全然蹴れない方だと思います(笑)。

――もともと海外志向だった?

石原 いやもうほんと、漠然とですよ。Jにいた時(※編集部注:2007年~2008年にJリーグ横浜F・マリノス、2008年にJ2徳島ヴォルティス所属)もちょっと考えてたくらいですけど。Jに入った時もそんなこととても言えるレベルじゃなかったので。まあ、いまは充実してますけど、ここで満足してはいけないなと思います。

――ブンデスリーガでやりたかった?

石原 そうですね、ドイツは最近日本人の選手も多いですし、その理由が必ずあるなとは思ってたんですけど。実際入らないとわからないと思ったので。まあ、どこの国でやりたいかっていうのはなかったといえばなかったんですけど。まあ、いま一番勢いもありますし、レベルも高いですし。誘ってもらってすぐに、行けるなら行きたいです、と。

――アウエのサッカーは?

石原 3試合出させてもらって、1試合フル出場したんですけど。2部の中でもスーパーな選手がいるとかそういうわけではないので、全員がハードワークして。僕も守備が弱点を鍛えないと。ドイツのサッカーに慣れるために必要なので。プラスに考えて、守備の時間が長いってのはいいことなんじゃないかなと思います。

――守備の向上は監督にも言われている?

石原 そうですね、SBでやるためには1対1で相手を完全に抑えないとダメだって言われてるので。クロスも上げさせるな、相手に仕事させちゃいけないって言われてるので。まあ、他のポジションをやりながらそこを鍛えるっていうのはなかなか難しいですけど。まあ、まずは試合に出ることが一番大事ですので、いろいろなポジションができるっていうのを武器に試合数伸ばしていきながら、自分の強みを出していけたらなと思います。

――ドイツはモンテネグロとは違う?

石原 いやーもう、ドイツ来てから驚くことばっかです。モンテネグロは・・・このグランド(ヘルタの練習場)一面あればいいくらいですね、敷地が。そこで公式戦やって。まあ、他の2部にいる人みたいにJリーグで活躍して来たわけじゃないので、モンテネグロから来てどうなんだって懐疑的な目があるのは自分でも分かっているつもりですし。だからといって、できないって言われても悔しいですし。これからの日本人の可能性じゃないですけど・・・そんな大きなことは言えないですけど、僕が活躍というかしっかり結果を出せば、また一個(可能性が)広がるというつもりで来てますし。ここからまだまだ上を目指して頑張りたいです。

――この間(第6節ケルン戦)ゴールを決めた。

石原 取りました、なんとか。ごっつぁんでしたけど(笑)。

――うれしかった?

石原 いやもう、開始15分で2失点したので、喜んでる場合ではなかったですね。もうすぐボール拾いに行って。前半15分で点取ってボール拾いに行くなんて、初めてでしたけどね。もう、それどころじゃないなって。だからあっさり終わっちゃったって感じです。まあ、点とかも取るタイプではないし。

――数字とかにはあまりこだわっていない?

石原 んーー、まあ、数字も出したいですけど、それよりまずチームの一つのコマというか、11人の1人としての効果的な仕事がしたいなっていうのが自分の考えですね。そういうところを評価してもらってると思いますし、そういうところをまだまだ成長しないといけないですし。まだまだ足引っ張ってる部分も多いので。やることは多いです(笑)。