27日(火)、敵地でPAOKとCL最終予選第2戦

日本代表DFのシャルケが今季、大不振に陥っている。昨季は5位でシーズンを終了し、かろうじて欧州チャンピオンズリーグ(CL)最終予選への出場権を獲得した。今シーズンは同大会本選からの参加となる3位以上を狙うが、まずはリーグ開幕前のDFB杯1回戦で、5部ネッティンゲン相手に2-0。内容的にも辛勝だった。

そして開幕節のハンブルガーSV戦はFWフンテラーが開始2分でゴールを奪い、幸先よく先制したにもかかわらず終わってみれば3-3の引き分け。続く第2節で昨季10位のウォルフスブルクに0-4での完敗を喫すると、21日にホームで臨んだ欧州チャンピオンズリーグ(CL)最終予選第1戦では、PAOK(ギリシャ)と1-1の引き分けに終わった。さらに第3節ハノーファー戦にも1-2で敗れ、開幕から3試合を終えて勝ち点1と、CL出場チームとしては考えられない状況だ。

今シーズンリーグ3試合ですでに9失点というディフェンスの問題も浮き彫りになっているが、続出する負傷離脱者にも頭を抱えているのは事実だ。セアド・コラジナッチ、キリアコス・パパドプロス、シネドゥ・オバジ、クラースヤン・フンテラーら長期欠場選手に加え、前節ハノーファー戦ではMFジェファーソン・ファルファンと内田も欠場と、調子の上がらないチームにとっては影響の大きいメンバー変更を余儀なくされた。

あす27日(火)にはアウェーで行われるPAOKとのCL最終予選第2戦を控えるが、第1戦はホームで1失点を喫しての引き分けに終わっているため、本戦出場は危うい状況だ。グループリーグに進出するためには、明確な勝利が義務付けられる。敵チームを率いるのは、昨年12月までシャルケで指揮を執ったフープ・ステーベンス監督。シャルケのメンバーについては熟知しているとも言え、簡単に攻略できる相手ではない。

唯一の明るい材料としては、ハノーファー戦を欠場した内田とファルファンが25日から練習に復帰していることだろう。どちらも遠征帯同は決まっており、強豪復活のカギとなるのは間違いない。第3節の試合後、ケラー監督は「チームはここ数週間に受けた批判のせいで自信を失っていて、序盤にミスを続けてしまった。それからレッドカードが出て、厳しい状況になった。後半の頑張りは評価したい」と話しており、ここからどうチームを立て直すか、火曜の試合はその手腕が問われる一戦となる。