今季未勝利の4チームが登場

ブンデスリーガ第3節最終日は8月25日に2試合が行われ、ともに開幕から連敗スタートとなった、日本代表MFのアイントラハト・フランクフルトと同DFのシュトゥットガルトがそれぞれアウェーでブラウンシュバイクアウクスブルクを相手に今季初勝利を目指す。この日登場する4チームはすべて未だ勝ち点0という、連敗同士の2カードだ。

ブラウンシュバイク 対 フランクフルト


昨季は開幕4連勝など昇格チームとして破竹の快進撃をみせ、6位でリーグ終了しEL出場権を獲得したフランクフルトだが、今季はまさかの開幕連敗。第2節終了時点で最下位という屈辱のスタートとなった。しかし、22日のEL最終予選第1戦では敵地でカラバグ(昨季アゼルバイジャン2位)に2-0と快勝。切り替えの早いスピードサッカーを取り戻した感がある。

攻撃面で期待がかかるのは、加入したばかりのチェコ代表FWカドレツだ。昨季はチェコ1部リーグで26試合に出場しリーグ2位の14得点、今季もフランクフルトへ移籍するまでに出場した5試合で3ゴールを挙げた。そして木曜のELカラバグ戦で2ゴールを決めたMFマイヤーは2部時代、3度のブラウンシュバイク戦でいずれも1試合2得点を記録しており、今節でもゴールの可能性は高い。

開幕戦は後半からの出場となった乾は、第2節バイエルン戦、22日のELはともに先発し途中交代している。カラバグ戦では、惜しいシュートや鋭いクロスでチャンスを演出するなどし、チームの勝利に貢献した。この試合でも先発入りが予想される。

ブラウンシュバイクは開幕戦でブレーメンに0-1、前節はドルトムントに1-2と連敗しているが、いずれも1点差での接戦だった。1シーズンでの再降格を避けるためにも、そろそろ勝ち点が欲しい。対フランクフルトではこれまで40戦18勝15敗7分と、わずかではあるが勝ち越している。久々となるともに1部での対戦の行方に注目だ。


アウクスブルク 対 シュトゥットガルト


シュトゥットガルトは2011/12シーズン後半戦にみせた勢いはすっかり影を潜め、昨シーズンは12位に沈んだ。今季もリーグ戦は連敗スタート、DFB杯では5部相手にチャンスに決めきれず2-0での勝利、木曜に行われたEL最終予選第1戦では敵地で敗れ、本戦出場に黄信号が灯った。夏季移籍では8選手を新たに獲得したが、先発に定着しているのはライトナーとシュバープの2人のみ。新チーム作りに成功しているとは言い難い状況だ。

そんな中で迎えるアウクスブルク戦。これまで4戦3勝1敗の相手だが、昨季後半戦では0-3で完敗。昨シーズンから続く深刻な決定力不足は未だ解消されておらず、エースFWイビシェビッチ1人が頼みの綱だ。守備陣は主力CBニーダーマイヤー、タスキがそろって離脱し、今季は左SBとしてスタートした酒井が再度右へポジションを変更、右SBのシュバープがCBに入るという緊急措置が続いていることも、毎試合失点を喫している原因かもしれない。しかし気持ちを切り替えて今節勝利し、悪い流れを断ち切って29日のELプレーオフ第2戦に臨みたいところだ。酒井の先発は今節も堅い。

アウクスブルクは435分間ゴールのないFWメルダースに、そろそろ爆発が期待される。最後に得点したのはことし4月のシュトゥットガルト戦。相性の良い対戦相手から再びゴールを奪えるか。